~お盆と地域ごとの違いについて~ - お盆 2018年8月13日~8月18日 -

地域ごとのお盆の違いについての解説。お盆とお釈迦様のお弟子さんの話などについて。このサイトはシーズンごとのイベントや記念日、祝日などの語源、由来や関連する事柄を詳しく説明しています。

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地域によって違うお盆の風習

お盆は、全国的にある行事であるとされています。また、このお盆の時期だけは、地獄に落ちた罪人たちも罪を一時的に許され、地獄から解放されると伝えられています。

そのため、お盆にはご先祖様をご供養するためにも、家族で迎え火などを焚き、お墓参りに行きご先祖様をお迎えに行くことが風習となっています。ただ、この風習についてですが、例えば長野県などの地域では、お墓に行く際に、歌を口ずさむなどの伝統があり、一方で、長崎県ではお墓参りに行く際には爆竹を打つなどの風習があります。

また、ご先祖様がお帰りになる際に使われる乗り物なども、キュウリとナスで作られる馬を乗り物として使う地域もあれば、舟を作成し、そちらにお供えものを入れ、ご先祖様をお送りする、という風習の違いが地域ごとにあり、同じお盆でもこのように風習が異なっています。

お盆とお釈迦さまのお弟子さんのお話

お盆が始まったとされる逸話に、このようなお話があります。お釈迦様のお弟子さんに「目連尊者」様という方がおられました。この方はとても神通力などの力が強い方であったため、自分の亡くなった母が死後、どうなっているのだろうか気になり、その神通力で母の姿を探しました。すると、目連尊者様の母は、行いが現世で悪かったことから、地獄に落ちて、とても苦しんでいました。その姿を見た目連尊者様は、お釈迦様に涙ながらに何とか母を救い出したいのです、とお話しをされました。

そこでお釈迦様は、母親が苦しんだ理由は生前の行いが悪かったために地獄に落ちてしまったが、助けたいのであれば、多くの僧侶にお願いをし、お供えものをすること、そして布施などを行うことです、と教えてくださいました。そのため、母親は飢餓地獄から救ってもらうことができました。これが、お盆の始まりとも伝えられています。

お盆はご先祖様を供養し感謝する日

「今の自分があることは、ご先祖様のおかげです」このように考え、感謝の気持ちを持つことが、仏教ではとても大切な気持ちです、とされています。そして自分を生かしてくれている、助けてくれている人々への感謝の気持ちを持つことも、同時にとても大切な考え方であるとされています。

お盆は、飢餓地獄などに落ちてしまったご先祖様が、現世であるこの世界に帰って来ることが出来るとても貴重な日であります。
そのため、家族そろって、「今、自分がこの世界に存在させていただくことができるのは、ご先祖様がいてくださったからです」と、感謝の気持ちを込めて、ご先祖様をお迎えすること、ご供養をする日であり、地獄での苦しみから一時でも解放していただく日ともなっています。この行事は、このように「ご先祖様への感謝の気持ち」を認識すると同時にご先祖様に強く感謝をする日となっています。

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