こどもの日と五月人形の由来や歴史について - こどもの日 2018年5月5日 -

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こどもの日とはなにか

3月3日は女の子の節句・ひな祭りです。そのため「こどもの日」という名前でありながらどちらかと言うと男の子のお祭りという意味合いの強い、こどもの日。端午の節句とも言われています。昔は5月を午の月と呼んでいたことから5月の端っこ・つまり馬の月の最初を指していましたが、午と5がどちらも「ご」という読み方であることから5月5日が端午の節句に変わりました。

元は中国の行事で菖蒲の葉を門にかけたり人形を飾ることで厄除けしていましたが、「菖蒲」と武道・武勇を重んじると言う意味の「尚武」という言葉が同じ読み方をすることや、菖蒲の葉の剣のように鋭い形から連想して、こどもの日というのが男の子が大きくたくましく育つことを願った、現在の意味に変わって行ったのです。

五月人形の意味について

五月人形というのは鎧兜をつけた勇ましい武士の姿をした人形です。鎌倉・室町時代にはすでに5月の節句に鎧兜を飾る習慣ができていました。梅雨の前に武具をお手入れするという意味合いもありますが、災いが入ってこないようにということもあります。

庶民たちには鎧兜は直接関係ないものの、江戸時代において武家社会の風習を真似て家の前に棚を作って鎧兜の作り物や武器などを飾るようになり、彼らの間でもこの習慣は広まっていったのです。その当時は武具だけで現代のように人形が着込んでいるわけではありません。

ただ神様が下りてくる目印にと兜の頂に勇ましい姿の人形を乗せたことから独立して人形が飾られるようになり五月人形となったのです。当時人形進行と言うのが庶民の間で広まっていたことも関係しています。

こいのぼりの意味や由来

最近では飾る場所がなく、見かけることが少なくなったこいのぼりですが、こちらもまた武家の習慣が元となります。昔は将軍に男の子が生まれるとのぼりを立ててお祝いしたのです。こちらが庶民に広まる中で、中国から言い伝えられた立身出世を表す鯉の滝登りをイメージした鯉がのぼりに描かれるようになり、だんだんのぼりそのものが鯉の姿へと変化していったのです。
五月人形は子供の安全を願っていますが、こいのぼりは出世してほしい、立派になって欲しいという願いや意味が込められているのです。
どちらもこどもの日に男の子をお祝いするためには必要なアイテムであり、少しずつ形を変えながらも子や孫に贈られているのです。
大きなこいのぼりは飾れなくても、ベランダにコンパクトなものを立てている家は今も多く見られます。

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