いつからひな祭りとひな人形は始まったのか - ひな人形 2018年3月3日 -

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ひな祭りは中国の風習だった

ひな祭りは日本の5月の行事ですが、その起源の一つは中国とされています。古代中国の3月に上巳節があり、この日は巳の日になります。中国では、この日に川の水を使って身を清める風習があります。

この行事は西暦300年代に始まり、曲水の宴と混ざってひな祭りの前身となるイベントになったのです。曲水の宴は水辺がある場所で詩を作り、自分の前で杯が通り過ぎるまでに出来なければお酒を飲むというルールになっています。

この風習が日本に伝わったことで、ひな祭りが始まったという歴史があります。遣唐使によって日本に伝えられ、日本の形代という身代わりの信仰が交わり、現在のひな祭りに発展したのです。元々は雛人形を流して、誰かや何かの身代わりとなって貰うという風習だったのです。

ひな祭りやひな人形の誕生は諸説ある

ひな祭りやひな人形の誕生には、様々な説が他にもあります。

平安時代には貴族が陰陽師を呼んで、3月の始めに人の形をした紙人形を川に流して無病息災のお祈りをしています。川に流して身代わりになって貰うことで、自分たちの健康や幸せを願っています。

古い書物にも、ひな祭りのような風習が記載されていたことから、平安時代に誕生したという説もあります。弥生時代には農作物が無事に育つようにと人の形をしたものを流す風習があり、紙と一緒に農作物にとって害になるものを流してしまおうという行事があったのです。

この紙人形が、ひな人形の前身とも言われています。また中国では漢の時代にある男性に3人の子どもが居たにも関わらず、全員が数日間で亡くなってしまったという話があります。男性が悲しむ姿を見ていた村の人たちが娘の遺体を水葬し、この話が巳の日祓いの起源とも言われています。

ひな人形の歴史について

様々な行事や風習が重なったことで誕生したひな祭りですが、いつから始まったかというと平安時代から人形が使われるようになったのです。平安時代に流行していたおままごとや、人形を使った雛遊びが現在の日本のひな人形のルーツです。

雛遊びは平安時代の女の子の間で流行った遊びの一つで、男女の人形を使ったおままごとです。元々は大人を対象にした遊びだったのですが、子どもたちにも広がったのがひな人形の始まりです。

さらに川に人形を流す中国の風習などが加わり、男女が対になった人形が生まれたのです。紙を使って作られていたものが技術の進化によって立体的になり、川に流すものから飾る人形になったのです。江戸時代には庶民にもこのイベントが広まり、3月3日にはひな人形を飾ってお祭りをするようになります。

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