ひな祭りでちらし寿司を食べるのはどうして? - ひな祭り 2018年3月3日 -

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ひな祭りでちらし寿司を食べる理由

ひな祭りの場を彩る食事としてよく連想されるのが色とりどりのちらし寿司です。

大きな器に盛られたものを家族で取り分けて食べるというのはそれだけでも楽しいことですが、どうしてちらし寿司なのかということについて理由を知っている人はいません。ではその理由は何かというと、実はほとんど無いと言って良いのです。

もちろんひな祭りというビジネスチャンスを活かすために食品メーカーでは様々な理由づけを行っていますが、その多くはあくまでも現代においてより自然にちらし寿司が食卓に出るようにという意図があって作られたものですから、明確な由来とするには少々問題があります。

ただ全く理由が無いとも言えず、そこにはいくつかの説があるのも事実です。
ではどういった説があるのでしょうか。

ちらし寿司を食べることの由来

まず由来としてよく言われているのは「めでたい食品を一度に食べられる」ということです。

ちらし寿司は家庭・地域によって内容に大きな差がありますが、よく見受けられるのはエビや菜の花でしょう。エビは古くから腰が曲がるほどまで生きられる長寿の象徴で、赤色も魔除けの力をもつ聖なる色とされています。菜の花は春の訪れを告げる花であり、これを加えることで春の訪れ、新たな始まりを予感させるものとなるでしょう。

またこうしたもの以外では「マメに働けるように」という意味を込めた豆を入れることもあるでしょうし、レンコンも「先の見通しがよく立つ」といった意味があります。

こうしためでたい食品を一度に食べられるという理由、また一度に大量に作って大勢で楽しめるといった理由で、この食事が普遍化してきたのではないかと言われています。

由来に拘らず楽しむのも大切

ただ実際のところ「こうした説がある」と言ってもそれが正しいものかどうかはまだわかっていません。

そのためちらし寿司を食べるのはひとまず「そうした文化なのだ」といった程度に考えておき、使う材料もそこまでこだわらず、家族が全員で楽しめるようなものにしてもかまわないでしょう。

もちろん文化を子どもに教えるためにもしっかりとしたものを作りたいというのは素晴らしいことですが、ひな祭りは女の子が主役のお祝いの席です。

そこであまり過度に文化がこう、歴史がこうといった縛りを加えてしまうと、子どもとしてもあまり楽しい時間でなくなってしまうでしょう。

大切なのは家族一同が同じ食卓を囲んで、笑顔で子どものこれからの成長を願うことですから、由来に拘らず楽しむことも大切だと考えることをおすすめします。

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