女の子の健やかな成長を願うひな祭り - ひな祭り 2018年3月3日 -

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女の子の成長を祝うひな祭り

女の子の健やかな成長を願うお祭りとして定着しているひな祭りですが、現在のような雛人形を飾る形になる前は、古くは雛人形が幼い女の子の病気や災厄をはらって無事に成長するための祓えのためのものであったといわれています。

現在のように医学の発達していない時代、せっかくこの世に生まれても無事に育つことはとてもたいへんだった時に、子供の身に病気などの災いが起こらないように厄払いのための儀式として始まった歴史があります。

やがて幼女のお人形遊びの道具として登場したものと厄払いのための人型とが結びついて現在のような雛人形という形になったといわれています。かつては子供のみに起こる厄を祓うために使用されて捨てられていたものが、やがて娘の成長と幸せを祝って人形を飾る風習となりました。

雛人形の形とその意味

現在のような形になる前は雛人形を飾るというのは一般家庭ではなく高貴な人々のための風習でした。

現在のように一般家庭でも雛人形を飾る習慣になってから、女の子のいる家庭では、母親はお雛様を一年に一度は必ず出して、3月3日を過ぎるとすぐに片付けるものという習慣があります。これはその家の女の子がお雛様をいつまでも出したままにしておくと、お嫁入りが遅れるという言い伝えがあるためです。

今は結婚に対する考え方もいろいろと変化している時代なので、昔からの風習がそのまま受け継がれているとばかりは言えないのですが、せっかくのお雛様を大変でも一年に一度はきちんと出して、ひな祭りが過ぎたらせっせと片付けるという習慣には、やはり大切な娘の幸せを願う言いつたえが生きているのです。

ひな祭りに好まれるご馳走

子供の両親や親戚、同僚などの親しい人を呼んでお祝いしたり、地域によっては初めての女の子の節句のお祝いはまるで結婚式さながらに豪華に執り行う問うところもあります。

自宅でささやかにお祝いするという家庭でも、ひな祭りに因んだ語馳走を造って祝うという人が多いようです。見た目にも華やかな印象のちらし寿司、ハマグリのお吸い物、白酒、桜餅などを添えてお節句を祝う家庭が多いのですが、地域によっては女の子の節句には欠かせないその土地ならではの料理を持つところもあり、郷土色豊かな心尽くしの料理が並ぶテーブルで女の子の成長をみなで祝いあうという習慣があります。

そして親戚などからお祝いを頂いたときにはお礼状と桜餅やひな祭りのケーキなどをお返しに添えて贈るのが一般的です。

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