アイスクリームが日本人に好まれるようになった歴史 - アイスクリームの日 2018年5月9日 -

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日本人に好まれているアイスクリーム

暑い夏にはもちろん、冬でも食べる人がとても多く、一年中愛されている冷たいお菓子のアイスクリームは、子供からお年寄りまで、年代を問わず大変人気があります。

日本人に特に愛されているバニラアイスクリームをはじめ、色々なフルーツや抹茶などの和風、チョコレートなど、現在では多くのフレーバーがあり、アイスクリームショップだけでなく、カフェやコンビニ、スーパーにデパートとアイスクリームを売っていない飲食店を探すことが難しいほど普及しており、日本人なら嫌いという人がいないほど、愛されている国民的なスイーツです。

最近は、素材に凝ったアイスクリーム専門店やお取り寄せなども人気があり、日本の代表的なスイーツともいうことができます。

世界のアイスクリームの歴史

アイスクリームの歴史は古く、乳製品を天然の氷や雪で冷やして食べる食べ方は、紀元前からあったと言われています。

現在のアイスクリームの原型は、16世紀中ごろに、フィレンツェで制作されたアラブの冷たい飲み物が砂糖の栽培法とともに、シチリア島にわたったのがアイスクリームの起源と言われています。シチリアでは、フルーツやナッツが豊富なため、フルーツやナッツとの出会いがあり、現在のイタリアンジェラートになったという歴史もあります。

その後、フランスやイギリス、さらにはアメリカに渡り、どの国でも大変人気があるお菓子になりました。機械で大量に素早く作ることができるように開発が進み、現在のように、いつでも、アイスクリームを楽しめるようになっているのです。

日本のアイスクリームの歴史

日本人が初めてアイスクリームを食べたのは、江戸時代末期で、世界に比べると日本のアイスクリームの歴史は始まったばかりともいえます。徳川幕府が、アメリカに派遣した使節団一行が訪問先でアイスクリームを食べたことから日本でのアイスクリームの歴史が始まります。

明治時代に入ると、牛乳と砂糖、卵を混ぜて凍らせたあいすくりんが、販売されましたが、当初は大変高価だったため、庶民に普及したのは、大正時代に入ってからです。大正時代になると、喫茶店やレストランで、おしゃれなデザートとして提供されるようになり、人気が高まっていきます。

大正時代後期には、アイスクリーム工場ができ、一気に庶民のデザートとして普及し、現在の日本のアイスクリーム人気につながっているという歴史があります。

元祖アイスクリームと現在のアイスクリーム

アイスクリームの歴史は、食品を保存するために利用していた天然の氷や雪に、乳製品や蜜、果汁などをかけて食べていたことから始まっています。アイスクリームの元祖は、現在のような嗜好品ではなく、 兵士たちの戦意を高めたり、疲労回復を助けたりする健康食品としての意味合いが強かったようです。

日本でも、牛乳や卵、砂糖が使われており、栄養価が高いことから、病気の人の滋養強壮や健康食品として用いられることも多く、現在でも、風邪をひいて熱が出たときに、食欲がなくても栄養をとることができる食品として活用されることがあります。

現在では、フルーツやナッツ、色々なフレーバーなどたくさんの種類のアイスクリームがあり、美容と健康に良いスイーツとして好んで食べる人もいるほど栄養豊富です。

歴史的な英雄にも好まれたアイスクリーム

古くは、ローマの英雄ジュリアスシーザーが、家来たちに万年雪が積もっている高い山脈から氷や雪を運ばせては、ミルクや蜜、ワインなどをかけて食べていたと伝えられています。ローマの皇帝ネロやアレキサンダー大王なども、氷にミルクや蜜、ワインをかけて楽しんでいたそうです。

また、シルクロードを経て、中国に渡ったアイスクリームは、大帝国を築いたフビライハンにも好まれ、マルコポーロが中国からイタリアに持ち帰ったものが、アイスミルクになったとも言われています。

アラブや古代ギリシア、ローマそして中国から世界へと、アイスクリームやシャーベットが英雄や貴族、富裕層の人々に愛されていたことを知ると、歴史を感じ、楽しく食べることができます。

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