世界各国で嘘ネタを考える人がいるエイプリルフールについて - エイプリルフール 2018年4月1日 -

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起源にまつわる話と初期の事情

エイプリルフールは嘘をついても良い日として日本でも有名な日ですが、起源については不明で誰がいつ始めたのか分かっていないようです。

誰がいつというのは分かりませんが、起源に関する話にはシャルル9世の暦改正があります。昔のヨーロッパは3月25日が新年で、4月1日までは春の祭りが行われていました。しかし1564年にシャルル9世が1月1日を新年にする改正を行ったので、反発する国民が現れて4月1日を偽りの新年として祭りのように騒いだといいます。

4月1日に騒いだ者たちはシャルル9世の命令で捕まって処刑されることになりますが、その中には10代の少女が含まれていたそうです。その事態を哀れんだ国民がシャルル9世に抗議を始め、ただの馬鹿騒ぎで少女まで処刑されたという悲劇を忘れないために、嘘の新年である4月1日も祝うようになったといわれています。

かつては嘘の嘘の新年も存在した

エイプリルフールが誕生した当初は、哀しみの要素が存在しています。処刑された少女に対する哀悼を示す人がいた時代は、少女の生きた年齢である13年を境に嘘の嘘の新年を祝ったとされます。しかしそのような悲劇的歴史は時代と共に忘れられ、13年ごとに行われる嘘の嘘の新年はなくなり、4月1日の嘘の新年だけが現代に残っています。

エイプリルフールは日本語に訳すと四月馬鹿といわれていますが、日本でも海外でも春の陽気でおかしくなるという意味を持っています。フランスでは子どもが魚の絵を紙に描いて誰かの背中に貼るというイタズラが行われるため、エイプリルフールを4月の魚と呼ぶようです。

アジアでは日本だけでなく中国でも話題になり、新聞では社会主義に合わない趣旨を持つ日として非難されましたが国民はその新聞をネタにして中国は嘘だらけというブラックなジョークが飛び交ったようです。

現代ではさまざまなところで活用されている

エイプリルフールの日には、企業が参入することもあります。企業がつく嘘は壮大な感じがしますが、迷惑な嘘ではなく笑いを誘うような嘘が多いです。その日がエイプリルフールだということを認識していれば笑いのネタで済むと思いますが、忘れていた場合は驚くネタになるかもしれません。

またエイプリルフールは、映画・書籍・音楽などの題材にもよく用いられます。少しホラーなイメージで用いられることもあれば愉快なイメージで取り入れられることもあり、このような異なるイメージが生まれる理由はエイプリルフール初期の時代に関係していると考えられます。

ただエイプリルフールだからといって嘘をつくのは良いですが、嘘の内容は考慮する必要があります。相手の心を弄ぶような嘘や衝撃の強い嘘は避ける必要があると思います。

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