いくらエイプリルフールでも、ついてはいけない嘘があります - エイプリルフール 2018年4月1日 -

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人命や災害、犯罪に関わる嘘はマナー違反

エイプリルフールの起源については諸説ありますが、未だにはっきりとした由来は解っていません。しかし、今ではおおっぴらに嘘をついていい日として世界中で親しまれ、個人・企業を問わずに毎年数々の名作ネタが生まれるようになりました。言わば、最初から嘘だと解っているネタを楽しむお祭りのようなものですね。

基本的に人を楽しませるための嘘ならば笑って済ませることもできますが、人の命を弄ぶような嘘、人の心を不安にさせるような災害にまつわる嘘、誤解を招くような犯罪を匂わせる嘘は、ついてはいけない嘘の最上位と言っても過言ではないでしょう。例えばどなたかが亡くなったというような話題は、嘘だとしても大変失礼ですし、エイプリルフールを楽しもうとする空気を壊すマナー違反です。嘘が事故を招くような事態もありますから、こういったネタは絶対に避けるべきです。

悪意のある嘘は人を傷つける

いくら無礼講のエイプリルフールとは言え、この日を機会に恨みを晴らすというような、陰湿な嘘は慎むべきです。自分と少数の仲間が楽しむためだけに悪意を持って人を騙すなどというのは、一番最悪な例ですね。

例えば嫌いな人の不利益になるような嘘の噂を流すことによって陥れようとしたり、公衆の面前で笑い者にしたりといった嘘のつき方は、後々騙そうとした人自身の評判にも傷をつけることになるでしょう。また、そういった形で恥をかかされた人は、深く傷ついて、そのことを長く忘れないものです。

お祭り感覚で楽しめるはずの日を、深い恨みを抱かれる日にしてしまうことは、決して得策ではありません。あくまでも冗談として笑える範囲で、できれば騙された人自身も楽しくなるような嘘を目指したいものですね。

人をぬか喜びさせる嘘は虚しい

最後に、これは割合よく見るパターンであると同時に、あまり望ましくない嘘の例として「人をぬか喜びさせる嘘」を挙げておきましょう。

例えば「宝くじが当たっていた」とか「オーディションの合格通知が来た」など、騙された本人が真剣に取り組んでいる夢がかなったような嘘で、あとで盛大にがっかりさせてしまうケースは意外によく見られます。騙された方も、ジョークを解さない人とは思われたくありませんし、気恥ずかしさも手伝って表面では笑ってくれるかも知れませんが、心のどこかでは自分の夢や希望をバカにされたような虚しさを覚える可能性もあります。

エイプリルフールは確かに嘘を楽しむお祭りの日ではありますが、最低限、自分が騙される側であったらどう思うかを想像し、差支えのない範囲で誰もが楽しめる一日にしたいものですね。

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