カイロの日 - 2018年12月1日 -

12月1日はカイロの日です。この由来は語呂合わせではなく、カイロへの需要と大きく関係していました。
カイロは日本発祥の保温器具であり、実は比較的長い歴史を持っています。

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カイロの日とカイロの歴史について

カイロは冬になると懐を温めるために用いられる暖房器具です。一般によく使用されている使い捨てカイロには鉄の酸化作用が活用されています。不織布や紙の袋に鉄粉を入れることにより、空気中の酸素と化合し発熱効果を生み出します。カイロの日は12月1日ですが、カイロの日の由来はなかなか想像がつかないのではないでしょうか。

実はこの由来は語呂合わせではありません。どんな由来なのか、この由来でカイロの日が作られるようになった背景をバッチリ紹介します。カイロの歴史は古く、そのルーツは日本にありました。古くからある保温の知恵が随所に見えるカイロの歴史にも注目です。そこには昔ながらの知恵が生かされていました。

カイロの日の由来について

カイロが今のような形式になったのはそれほど昔のことではありませんが、カイロの原形と言われている温石は日本で誕生しました。それが長い歴史の中で現代の姿に形を変えていきました。そのため、カイロは日本発祥の保温具と言えます。1981年にはカイロメーカーの46社が集まって日本使い捨てカイロ同業会を発足しました。同会は現在では日本カイロ工業会へと名前を変えています。1991年にはカイロの日を制定するに至りました。

カイロの日が12月1日になった由来はカイロの需要が最も高まるのが12月であり、その最初の日というところから来ています。所謂語呂合わせのようなゆらいではなく、実際に需要が高まるというのがカイロの日の由来です。

カイロの歴史を紹介します

カイロの歴史は江戸時代まで遡ります。カイロと聞くと鉄粉の入ったものや衣服に貼れるタイプのものを想像するかもしれませんが、そもそもは火鉢で加熱した石を適度に冷ましたものでした。これは温石と呼ばれており、塩などを混ぜて炒ったものを塩温石と呼び、どちらも江戸時代くらいまでよく使用されていました。ここからカイロの歴史が始まります。

明治時代になると麻殻や殿炭粉を袋に詰めた懐懐炉が登場します。大正時代には気化ガスと白金の触媒作用で燃焼させるものも使われるようになって来ました。現在のような形式になったのは1978年のことです。貼るタイプのカイロもこの時期に登場しました。1990年代になるとカイロの日まで制定され、カイロの存在は馴染み深いものとなっています。

カイロを素早く温めるポイント

現在の使い捨てカイロは鉄の酸化を利用しています。そのため、不織布の中に酸素を送り込むことが大切です。振ったり、手で摩擦熱を与えることが有効です。しかし、あまり強く刺激しすぎると袋が破れてしまう恐れがあるので注意が必要です。カイロの中には鉄粉以外にもたくさんの成分が入っているので、破れてしまった場合は中身に触れないようにしましょう。揉み込むこともカイロを温めるには有効な手段です。

ただし、貼るタイプのカイロは揉み込みすぎると中身が偏って貼りづらくなってしまう恐れがあります。最近のカイロは軽く振るだけでも簡単に温かくなるように作られているものが多いので、あまり焦りすぎない方が良いとも言えます。

意外なカイロの日の由来と歴史について

カイロの日の由来は語呂合わせなどではなく、需要の高まりを反映したものでした。こういった由来で記念日が作られるケースも少なくありません。カイロの歴史は日本から始まっています。現代においてもカイロへの需要は安定しており、電気も熱も使わない保温具として子供から大人まで幅広く使用されています。カイロの歴史はこれで終わりではなく、これからも続いていきます。

さらに使い勝手のアップしたカイロが登場する可能性もあります。便利な電化製品が増える中で、その仕組みはアナログでも使い勝手に優れているところがカイロの魅力です。カイロの日にはいつも使っていない方もちょっとカイロを使ってみるのも良いかもしれません。

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