クリスマスイヴ(Christmas Eve) - 2017年12月24日 -

クリスマスイブの起源や語源、歴史、
またクリスマスイブに行われる行事などクリスマスイブに関することを解説。

-AD-

イヴは前夜ことを指す

クリスマスイヴはクリスマスの前の日のことですが、本来はクリスマス前夜のことをいいます。イヴという言葉は古語evenを由来としており、この古語は夜や晩を現すeveningの由来にもなっています。このことからクリスマスイヴはクリスマスの前夜を示すことが正しいとされますが、現代では地域により12月24日であれば昼夜を問わずクリスマスイヴになっているところもあります。

クリスマスはキリストが誕生した日といわれており、カトリック教会やプロテスタントなどの宗派にとっては大事な日になるので前夜となるイヴでは断食を行いキリストの誕生に備えるとされます。断食の他に誕生前夜のミサが行われることもありますが、最近は前夜のミサを行わないところも増えているようです。

誰にも迷惑をかけずに大切な人と過ごす日

日本に於いてのクリスマスイヴとクリスマスは恋人たちが盛り上がる日と思われていますが、世界的には家族で過ごすことが一般的です。どこの国でもクリスマスシーズンになると、イルミネーションやプレゼントに最適な商品などが目に留まるようになります。

現代では良いイメージのあるクリスマスですが、欧州やドイツの方では中世時代まで馬鹿騒ぎを起こす人が多かったといわれています。その様子にキリスト教の関係者が悲しんだため、宗教改革者が神聖なイベントであることを知ってもらうように活動したとされます。

長い年月がかかったとされますが、改革活動の結果として現代のように家族で過ごすクリスマスが風習化されています。それでも馬鹿騒ぎを起こす人はいなくはならないので、改革活動者は現代でも注意を呼びかけています。

日本では歴史的な馴染みが薄い

日本は昔から貿易大国なので海外のイベントを日本国民が行うことは珍しくないのですが、誤った捉え方や何とも言えないアレンジをする人が多いので起源を知る海外の人からするとおかしいこともあるようです。

クリスマスの起源はキリストの誕生にあり、クリスマスイヴの起源はキリストの誕生に備えることにあります。前夜から祈りを捧げる期間を設けていることは、キリストを主として崇めている宗派の誠実さがうかがえます。

日本は無宗教の人が多くキリスト教やカトリック教会に縁のない人も多いとされますが、神聖な日であることは忘れてはならないことです。恋人や家族など一緒に過ごす人がいる場合は相手へ愛情を持って楽しく過ごし、一緒に過ごす人がいなくても神聖な日として清らかに過ごすと良いです。

そもそもクリスマスとは

クリスマスとは欧米の宗教から由来する一年に一度の一大イベントを指します。

欧米では昔からイエス・キリストを救世主と信じる宗教「キリスト教」が広く信仰されており、そのイエス・キリストの誕生日が12月25日とされています。そのためキリストの生誕をケーキや豪華な料理でお祝いする「クリスマス」という風習が広まりました。

現地では教会でキリストに祈りを捧げる大切な日なのです。それが世界各地にどんどん広がっていき、今となっては恋人にとって一年で一番大きなイベントであり、子どもたちにとっては欲しいおもちゃがもらえる楽しみな日となりました。

クリスマスというイベントは世界各地に広がり、各地域にはクリスマスに食べる伝統菓子も存在します。日本や欧米だけではなく、どの国にも特別な日と認識されているのです。

クリスマスイヴは勘違いされている

クリスマスイヴとは一般的に12月24日のことを言います。誕生日は25日なのになぜ前日もお祝いをするのかと不思議に感じるのがこのクリスマスイヴです。

クリスマスイヴとは?と聞くと「クリスマスの前日」と答える人がほとんどでしょう。それが一般的な認識なのですが、実は正確には「クリスマスの前日」という答えは間違いなのです。

日本では深夜12時をこえると日付が変わるのが一般的な暦です。しかしキリスト教の暦の数え方は日本とは違い、日没を迎えたときに1日が始まるのです。そのため12月24日の日没~12月25日の日没前までが「12月25日」となるのです。

そのためキリストの生誕は24日にもかぶっていることから日本の暦からすれば2日間にかけてクリスマスが存在するというようになるのです。

クリスマスの意味と実際

クリスマス当日もイヴも合わせて「キリストの生誕をお祝いする日」というキリスト教の風習です。そのためキリスト教ではない宗教にある人はいくら盛大なイベントであっても変わりなく日常生活を送る人もいます。

日本でもほとんどの人がキリスト教ではなく仏教です。しかしイベントの1つとしてクリスマスを楽しむ人がたくさんいます。それ故に本来の意味を知らない人もたくさんいます。そのため最近では12月23日のことを「クリスマスイヴイヴ」と言って23~25日の3日間をイベントとしてとらえている傾向にあります。

ここから日本人のイベント好きが伺えるのですが、本来の意味に沿って祈りを捧げる人々にとってはあまりいいイメージがありません。イベントを楽しむ中でも、常識として本来の意味を理解しておく必要があります。

クリスマスイヴは誰にとっても特別な日!

12月24日はクリスマスイヴ!家族、恋人、お友達・・・皆さんは誰と過ごしますか?

街中がイルミネーションで彩られ、クリスマスソングを聞きながら美味しいチキンやケーキを食べて、プレゼント交換をする日。大切な人と、楽しくロマンチックに過ごしたい、1年の中でもとっても特別な1日なのではないでしょうか。恋人と過ごす日、というイメージがありますが、最近では女子会をしたり、お1人様クリスマスイヴ、というのも流行っているみたいですね!

そんなクリスマスイヴですが、「12月25日のクリスマスの前日」ということはほとんどの方がご存じかと思います。でも、なぜ、クリスマスの前日で「クリスマスイヴ」なのかご存じですか?実はあまり知られていない、クリスマスイヴの語源についてご紹介します。

「イヴ」は「前日」という意味ではない?

クリスマス(Christmas)の語源は、キリスト教の救い主であるChrist(キリスト)とmass(ミサ)を合わせた言葉だと言われています。

イエス・キリストが聖母マリアから生まれたのが、12月25日。その誕生をお祝いする日として、クリスマスは欧米諸国では1年でも最も大きなイベントとなっていますね。

Christmas EveのEveの意味は、「evening(夜)」の語源である「even」が変形したものです。つまり、クリスマス・イブは「クリスマスの夜」という意味なのです。でもそれなら、クリスマスイヴは12月25日になるはずですよね。実は、当時の暦で言うと、12月25日はもうクリスマスではありません。「12月24日の日没から12月25日の日没まで」クリスマスなのです。これはどういうことでしょうか?

当時は1日の数え方が違った!

イエス・キリストが生まれた当時のイスラエルでは、ユダヤ歴を使っていました。

それによると、1日の数え方は「日没から日没まで」。その区切りに従うと、12月24日の夜(日没後)は、「キリストが生まれた日の夜」という意味での「クリスマスイヴ」になります。

しかし、その後、暦も変わり、1日が「0時から24時まで」という区切りになったことにより、12月24日と12月25日の区切りも変わり、12月25日は「クリスマスの前日」という意味での「クリスマスイヴ」に変わって行ったのです。

お分かりいただけたでしょうか?こう考えると、クリスマスイブが「聖なる夜」と呼ばれるのも納得できますね!クリスマスイヴは、クリスマスの「前夜」ではなく、クリスマスの「始まり」という意味だったのです。

クリスマスイブの歴史

クリスマスイヴはイエスキリストの誕生を祝うための前夜のイベントで、キリスト教を信仰している国々が行う行事です。

その始まりは古代ローマ帝国のお祭りが起源で、キリスト教のイベントと重なったことで誕生したのです。聖書の記述によるとイエスキリストの誕生日は秋なのですが、古代から行われている冬至のお祭りが関係して12月になったという歴史があります。

ローマ帝国では太陽は神様と崇められていて、冬の時期に日照時間が短くなることは死が近づいていると信じられていたのです。ですが冬至になると日照時間が長くなり、太陽が復活したとお祝いをしていたのです。

そしてキリスト教ではイエスキリストは世の中の光りと崇められていたこともあり、冬至のお祭りと同じようにお祝いをするようになったのです。

日本のクリスマスイヴ

日本で本格的にイヴが広がったのは戦後間もない時代で、商業的な意味が大きかったという歴史があります。

ホテルなどがイベントを行うようになったことで話題になり、日本にも浸透したのです。クリスマスイヴは日本では恋人同士が過ごす日と認識されていますが、本来の意味とは違うかたちで伝わっています。キリスト教の国々では家族が一緒に過ごす日で、キリストの誕生を祝う行事です。24日の日没になるとミサが行われ、ミサの前には断食を行う習慣もあります。クリスマス当日になると七面鳥などの食事を摂っていて、これが日本にも伝わるようになるとローストチキンを食べる習慣が出来たのです。

クリスマスツリーを飾るのはドイツから伝わったもので、クリスマスのイベントを盛り上げるためのアイテムになっています。

この記事が気に入ったらいいね!しよう