クリスマスの定番料理、日本と世界の違い - クリスマス 2017年12月25日 -

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クリスマス料理のメインはさまざま

日本のクリスマス料理のメインとして思いつくのは、鶏もも肉のローストチキンが定番ではないでしょうか。またそこへローストビーフや日本独特なものでカニなどが加わったりします。

欧米でのクリスマスと言えば宗教的・歴史的背景から七面鳥やチキンの丸焼きがよく知られていますが、地域により牛肉、豚肉、羊(ラム肉)、時にはウサギなども食材として使用するようです。

イギリスではビーフもチキンもロースト、キリストの産着姿をイメージしたソーセージのベーコン巻も定番です。フランスではジビエと呼ばれる野生動物を食す文化もあることから、ラパンのグリル(ウサギ肉)が晩餐の食卓に上がります。アメリカではひもじい移民たちに先住民から贈られた七面鳥料理が定番となっています。スウェーデンではユールシカ(豚ハム)をクリスマス期間に大量に食します。

クリスマス定番のデザート

日本のクリスマスにはイチゴののったショートケーキが欠かせません。少し前までは生クリームが普及しておらず、バタークリームケーキが主流でした。世界の国々ではキリストをモチーフにしたデザート風のものがさまざまあり、ケーキの代わりにクッキーなど他のお菓子を食べる国が多いです。

イギリスではドライフルーツのブランデー漬けを入れたケーキプディングを、家族で分け合って食べる習慣があります。またキリストが生まれた飼い葉桶をモチーフにしたミンスパイも伝統的なものです。ドイツではシュトーレン(柱、赤ちゃんの着ぐるみ)をクリスマス前からちょっとずつスライスして食べていきます。フランスではブッシュドノエル(木の幹、薪)のケーキ、イタリアではパネトーネ、アメリカではアイシングで彩ったシュガークッキーが定番となっています。

クリスマス料理の歴史

仏教をはじめ神道やさまざまな宗教色のある日本と、キリスト教の人が多い海外では、クリスマスの過ごし方が違っています。もともとイエスキリスト生誕祭ということで、世界各国では伝統的な料理を自宅で家族と一緒に楽しみつつ、静かに過ごす習慣が多いようです。

また、上記のように七面鳥などの肉料理の印象が強いですが、これは17世紀にアメリカへと移住したイギリスのキリスト教徒たちが先住民に贈られて食べた七面鳥を、感謝の気持ちを込めて食べたことから始まった習慣だと言われています。これがのちにヨーロッパへと伝わって、クリスマスメニューとして定着しました。

ヨーロッパでは、イヴには「最後の晩餐」にちなみ12~13もの料理もしくはデザートが用意されたり、当日までは肉を控えるため、身近な魚を使った料理を伝統的に食す地域も多いようです。

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