ファミコンの性能や容量ってどれくらいなの? - ファミコン 2018年7月15日 -

据え置き型ゲーム機の先駆け的存在なのが、多くの子供達に愛されたファミリーコンピュータ通称ファミコンです。しかし、意外と知られていないのはその性能や容量などのスペックです。

-AD-

多くの子供達が熱狂したファミコンとは

ファミコンは任天堂から1983年に発売された据え置き型ゲーム機です。当時の希望小売価格は、1万4800円という親が買い与えやすい価格設定もあり、大人気となりました。そのあまりの人気ぶりに生産が追いつかず、本体がプレミア化し、ソフトと抱き合わせでしか買えないという事がしばらく続きました。ソフトも高価で、とても子供お小遣いで買えるような値段では無かった事から、ソフトを誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントなどで貰う子供も多くいました。発売から34年近く経った現在でもその人気は健在で、本体の生産が行われていないにも関わらず、かつてのファミコンソフトは今でも根強い人気を誇っていいます。ただ、ファミコンというハードその物の性能や容量などは、あまり知られていないのが現状です。

ファミコン発売当時の性能は?

ファミコンは当時としては非常に画期的な据え置き型ゲーム機でした。それは前述したように価格面で買い与えやすいという価格設定もありますが、それ以上にハードとしての性能が高かった事も理由の1つです。ゲーム機の頭脳とも言えるCPUには、2A03という8ビットCPUが搭載されていました。駆動周波数は、1.79メガヘルツという物で当然ながら、今のパソコンや据え置き型、スマートフォンなどと比べるとかなり見劣りします。しかし、当時としては8ビット処理が行えるCPUが搭載されたゲーム機は他にほとんど例が無く、そういう意味では非常に画期的なゲーム機でした。まして、その当時はビット数がゲーム機の性能を象徴する物だった為、尚更ファミコンは強いインパクトを残しました。

発売当初のファミコンの容量は?

ファミコンは今のゲームのようにダウンロードしたり、DVDやブルーレイディスクを挿入してプレイするのでは無く、ロムカセットと呼ばれる、ファミコンソフトを本体に文字通り挿してプレイする物でした。その為、容量は非常に限られていました。ファミコンソフトからは、数多くのヒット作が登場しましたが、その容量は最大でも1メガバイト(1024キロバイト)という少ない容量で、分かりやすく言えば、デジカメやスマートフォンで撮った画像一枚分ぐらいの容量でした。それでも当時としては多い方で、多くのソフトは1メガバイトをフルに使わず、初期は約40~60キロバイト、中期は約100~200キロバイト、後期は512キロバイトの容量が主流でした。

今のゲーム機やスマートフォンとの比較

今の据え置き型ゲーム機やスマートフォンなどと比較すると、性能に関しては現在のほとんどゲーム機は64ビット以上の物が普通になっており、駆動周波数も3ギガヘルツを超える物も少なくない上に、複数の処理を同時のこなせるCPUが普通に据え置き型ゲーム機に搭載されるなどその性能はもはや比較にならない程の差があります。スマートフォンと比べて見ても、CPUは1.5ギガヘルツや1.7ギガヘルツで複数の処理を同時にこなせるなど、スマートフォンはファミコンを遥かに超える性能を持っています。容量に関しても、PS3やPS4が256メガバイトや512メガバイトを超えており、スマートフォンも1~1.7ギガバイトの容量を本体に内蔵しています。このようにファミコンと比べると、現代のゲーム機やスマートフォンは遥かに高いハードウェア性能を持っています。

それでも魅力的だったファミコン

ファミコンは容量や性能を現代のゲーム機と比べると遥かに見劣りするスペックでありながら、今でも根強い人気を誇っています。その理由は、ひとえに魅力的なゲームソフトが数多く発売されたからに他ならないでしょう。
ファミコンの成功以後各社からファミコンの性能を超えるゲーム機が発売されましたが、ファミコン程の人気を得られない物が続出し、消えていきました。こうした事実が意味している事は、いかにゲーム機としてのハードウェアの性能が高くても、それに見合うソフトが無ければ人気を確立出来ないという事です。その点で言うと、ファミコンはスーパーマリオブラザーズなどに代表される、面白いソフトが次々と生まれました。ファミコンが今のゲーム機と比べても遜色ない人気を誇っているのは、そうした面白いソフトとそれを作ったゲーム開発者達のアイデアや発想などゲームにかける情熱や熱意が強く感じられるからでしょう。

この記事が気に入ったらいいね!しよう