世界エイズデー(World AIDS Day) 12月1日

世界エイズデーの起源や語源、歴史、
また世界エイズデーに行われる行事など世界エイズデーに関することを解説。

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世界エイズデー(World AIDS Day)とは

12月1日世界エイズデー(World AIDS Day)は、1988年に世界レベルでのエイズの蔓延防止と、患者や感染者に対する偏見の解消のためにWHO(世界保健機関)が制定したものです。シンボルのレッドリボン(赤いリボンが交差しているシンボルマーク)も有名ですね。この赤いリボンは、アメリカでエイズが社会的問題になってきた1980年代頃に、エイズで亡くなった方々への追悼の気持ちや、エイズに苦しむ人々への理解と支援の気持ちを示すために使われ始めたシンボルなのです。

世界エイズデーがWHO国際エイズプログラムの2名の広報官によって発案されたのは1987年のことです。そしてこの記念日が12月1日として制定されたのは、メディアに大きく取り上げられるためだそうです。1988年はアメリカ大統領選挙の年でした。選挙報道の後にメディアは新しいネタを欲しがるだろうということですね。そうして、大統領選挙が終わって、一大イベントのクリスマスが来る前のちょうどいい時期のこの日に、世界エイズデーを制定したのです。

世界エイズデーが制定された1988年に、日本でも「愛している人に、写してはいけない」というテーマでキャンペーンが行われています。それから日本でも毎年行われており、厚労省も大々的にエイズ防止と偏見や差別の解消について呼びかけを行っています。また2006年から現在にかけて、有名アーティストや芸能人が参加する厚労省主催のライブイベントも行われており、エイズが日本人にも広く認知されるようになってきています。

世界エイズデーは、記念日ですが祝日ではありません。それゆえこの記念日のことを知らない方も多いかもしれません。しかし実は1988年から存在する歴史ある記念日なのです。近年日本でもレッドリボンを掲げて活動する芸能人やアーティストがいて、エイズというものがどんなものなのかということや、レッドリボン運動について広く認知されるようになってきています。世界エイズデーの制定は、このような社会になるための大きな一歩だったのです。

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