3Rの意味とその取り組み事例とは - 世界環境デー 6/5 -

近年3Rと言う言葉を耳にする機会が増えています。この表号はリデュース、リユース、リサイクルの言葉の頭文字の3つのRを取り、企業の取り組み活動を意味する言葉として認知されつつあります。

-AD-

よく耳にする3Rの意味や取り組みを紹介

近年では地球温暖化の進行による気候変動が、毎年のように日本各地で頻発するゲリラ豪雨や、巨大台風の接近襲来等に直面することで強く意識されるようになったのは事実です。地球温暖化の原因には人類の産業活動が直接原因であることが各種の指標で明らかになるにつれ、消費者の環境意識も今までになく関心を集めています。この点については中小企業においても環境問題に積極的に関与することで社会的責任を遂行することはコンプライアンス精神の表象として重視されつつあります。3Rは企業がリユース(再使用)リデュース(廃棄物の生産抑制)リサイクル(再資源化)を積極的に実践する企業活動を指します。どのような形で各企業は3Rの意味を推進する取り組みを進めているのか概況を考察するのが本稿です。

リユースへの取り組みの事例

びんのリユース(再利用)は天然資源の利用抑制とCO2排出抑制につながるとの着眼点のもと、びんリユースシステムを模索する動きがあります。びんの使用は減少傾向にあるためびんリユースシステム自体も存亡の危機に立っています。そこでびんリユースシステム基盤を強化するとともに新たな形のびんリユースシステム構築への取り組み事例を紹介します。これはある居酒屋チェーンでの取り組み事例です。これは居酒屋という需要者サイドが主体的になり空き瓶を専用P箱で回収し、商品配送ルートを使用して回収してびん商で洗浄して酒造メーカーに再度循環させるというものです。従来酒瓶は酒店で消費者まかせでリユースがされてきましたが、居酒屋という供給サイドからリユースに乗り出した意味で、びんのリユースの活発化につながる効果が期待できます。

リデュースへの取り組みの事例

3Rの一翼としてのリデュース活動は大別すると3つのアプローチで行われています。資源使用料を抑制しての物づくりを指向するアプローチとしては、製品軽量化や詰替え型商品の開発や製品自体の長寿用設計などで活用されています。より具体的に言えばレジ袋の削減や有料化、簡易包装の詰替えシャンプーなどを挙げることが出来ます。ものへの依存を脱却するアプローチもとられています。消耗品のロスを少なくしたり、耐久性品のシェアリングなどの意味合いで活用されています。食品ロス削減やカーシェアリングの活用などを挙げることが出来ます。ものを長く使用するアプローチ、もったいない精神への原点復帰活動の意味合いを持つ取り組みです。マイボトルやマイ箸の使用などの取り組みで実践されています。

リサイクルへの取り組みの事例

リサイクルはごみ分別などで私たちの日常生活に定着した感があります。ペットボトルや古紙新聞紙類の自動車による収集や専門業者による集配型施設の利用など様々な形で展開されており、事業化が進んだ点で3R活動の中では最も長い歴史を持つ取り組みと言えます。最近では都市鉱山との言葉も聞かれます。廃棄された携帯電話やパソコンからレアメタルやレアアースを回収する意味で3R活動はもはや資源小国としての日本にとっては経済上の安全保障を図る観点からも環境保護活動に収まりきれない意味あいを持ちつつあります。3Rのなかでもとりわけリサイクル活動はその対象は再利用技術の発展に伴いさらなる可能性を秘めています。

3R活動を発展させることの意味

3R活動は直接的には近時の環境保護意識の高まりを背景に官民挙げての一大トレンドを形成しつつあります。もはや3Rは私たちの日常の様々なシーンで、実際に関与したり経験したりする機会が増えています。かつて買い物時包装袋は無料でもらい放題で何の負い目も感じることはありませんでした。そえが今ではマイバッグで包装袋は出来る限り少なく、企業によっては有料化している所もあります。3R活動が浸透したことは私たちの日常生活が天然資源の大量消費の上に成立しているという事実の意味合いを再認識させる機会を与えました。地球温暖化による気候変動は人類の存亡にも繋がりかねない深刻な課題を突きつけていると言えます。これからは3R活動の持つ地球環境保持という意味を留意しつつ、日常に3Rの精神を常に意識することがますます重要になると言えます。

この記事が気に入ったらいいね!しよう