赤十字に使われているマークの意味 - 世界赤十字デー 2018年5月8日 -

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赤十字のマークの意味とは

赤十字のマークの意味は、戦争や紛争などで傷ついた人や、その人達を救護する軍の衛生部隊や、赤十字の救護員などを保護するためのマークで、国際法や国内法で、赤十字マークを掲げている病院や救護員などには、絶対に攻撃を加えてはならないと厳格に定められてます。

このマークは、病院や医療を象徴するものだと思っているひとも少なくありませんが、使用については、赤十字社と法律などに基づいて認められている組織だけに限られています。

配色は、赤十字社の創設者であるアンリー・デュナンの祖国であるスイス国旗の配色を逆にしたものが基となっていて、いざというときに、国民一人一人の命を守るマークで、保護の標章と表示の標章の2つの意味があります。

赤十字マークの意味とは

赤十字マークというのは、世界中で、さまざまな苦痛に苦しむ人を救う活動を行っている赤十字のシンボルマークで、原則として赤十字活動以外に使用することができません。

ただ、体の具合が悪くなった人などに、無料で手当をするための、救急救護所の場所を示すときなど、例外的に使用を許可することがあります。

どうして、自由にマークを使用することができないのかというと、病院や医療を表すマークとして定着してしまうと、戦争や紛争などの保護のマークとして使用する事態に直面しても、本来の赤十字マークの意味が理解されず、適切に傷病者を保護することができなくなることから、国際的な条約と、日本国内の法律によって、使用が制限されています。

意外と知らない赤十字

赤十字という言葉は、よく耳にする単語ですが、それがどういった集団なのか、どういう機関なのかということを、きちんと知らない人は少なくありません。

赤十字は、スイス陣の実業家が、イタリアで遭遇した戦争に心を動かされて創立した団体で、人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性の7原則に基づいています。本来の目的は、戦争に際して負傷した軍人の救護活動でしたが、現在では戦時だけではなく、災害時にも救護を行っています。

世界で初めて、平時救護が行われたのは、福島県の磐梯山が噴火した時で、今でも五色沼付近には、平時災害救護発祥の地の記念碑が建っています。赤十字の活動は、国や人種を越えて頼りになる存在といえます。

赤い十字マークが表している意味

有名な赤十字の赤い十字のマークは、認定されていない機関や物に対して、無断で使用してはいけないという決まりがあります。そのため、このマークを掲げている病院というのは、赤十字の理念に基づいて、医療を行う病院ということになります。

また、病院だけではなく、日本でも世界でも、この赤十字のマークの使用は、赤十字に関わる活動をする機関に限られ、本来の理念やマークに込められた意味を安易に利用されたりして誤解されないよう、厳しく管理されています。

よく、赤十字=病院というように思っている人もいますが、病院だけではなく、赤十字に関わる活動を行う機関となり、法律でもきちんと定められています。

一般の病院との違いとは

すべての病院は、常に人々の健康を守り、助けるという施設ですから、赤十字病院と姿勢は変わりありません。

ただ、一般の病院の理念は、日常の病気や怪我の治療を目的としているのに対し、赤十字が掲げている理念は、国の内外を問わず、世界全体の平和を目指して、大きな戦いで傷ついた人や、貧困で苦しむ人などの、日常のサポートという、命の救いを目指しているという違いがあります。

赤十字マークは、白地に赤い十字とされていますが、イスラム教国では、十字がキリスト教を意味することから、白地に赤色の三日月が用いられています。

さらに、2005年には、白地に赤いひし形を配した新たな保護標章が採択されましたが、これは、宗教的、政治的などいかなる意味あいも排した中立を意味しています。

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