~勤労感謝の日と農作物についてのこと~ - 勤労感謝の日 2017年11月23日 -

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勤労感謝の日と戦前について

勤労感謝の日と現在では、このように名称が与えられていますが、太平洋戦争前までは、この勤労感謝の日は、今のような呼び名ではなく、「新嘗祭」として行事が行われていました。

戦前の日本では、天皇陛下は神様でありましたから、天皇陛下がこのような「新嘗祭」において、農作物という恵みをいただけたことを、神々に感謝する日でありました。しかし、日本が太平洋戦争で敗北したことから、天皇陛下は「日本の象徴であり、神ではない」というアメリカの指示のもと、現在のような形の「勤労感謝の日」という名前に変更されていった過程があります。

なぜ、このように名前が変更されたかという背景には、日本が二度と天皇陛下を神として崇め、そのことを盾に戦争を起こさないように、というアメリカの狙いがあった、とされています。

働けることへの感謝の日

「勤労感謝の日」は祝日となっています。そのため、サラリーマンの方々であっても、この日は祝日であるためお休みの日になっています。

このような祝日であるため、一見すると「労働をしなくていい日、さぼってゆっくり休む日」という認識につながりそうですが、実際には意味は異なっています。勤労感謝の日は、「働いた結果として、得ることの出来るものへの感謝の日」となっており、例えば昔で言えば、農作物は働いた結果として得られることのできるものであり、現在では、サラリーマンの方々であれば、給与をいただくことが出来ます。

当然、日々の労働がある故に、このように「いただくこと」が出来るため、ゆっくり休むことは必要なのですが、「与えていただけることに感謝をする」という日になっています。

農作物などを得られる喜びを感謝する日

昔は、飢饉、飢え、そして現在ほど農学などや医学なども発展していなかったことから、農作物が不足し、食べる物がなくなると、人はあっという間に貧困に追い詰められていきました。また、年貢などの取り立てのために、亡くなる人は数えきれなかったとされています。そのため、農地を離れ、何とかどこかに仕事がないかと、逃げ出してしまう農民の方々もおられたと言われています。

このような歴史を聞くと、いかに現在が恵まれており、農学などが進歩していることから、不作である年や季節はあったとしても、飢饉に陥ることはありません。そのため、大変に恵まれている時代となっています。そのため、つい、忘れがちになってしまうものなのですが、勤労感謝の日では、昔とは異なり、「農作物を得ることが出来たという喜びをみんなで感謝する日」とも言えます。

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