大晦日に行われる除夜の鐘などの習わしについて - 大晦日 2017年12月31日 -

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大晦日につく除夜の鐘の意味合いとは

大晦日の風物詩といえばテレビで年越しについての中継などでも知られている除夜の鐘が挙げられます。

除夜の鐘は人間の悩みや苦しみである煩悩が108つあるという仏教の教えから108回つきますが、そのうち107回は年内につき、残りの一つを新年になってからつくとしています。除夜の鐘をつく事で鐘の音が煩悩を追放してくれて清らかな心で新年を迎えられると信じられています。京都市知恩院の鐘は日本最大のものであり鐘木も大きく引き綱が11本付いているためこれをつく時には20名から30名の僧が総出となります。

除夜の鐘の除夜とは除歳や除夕などとも呼ばれ、九年をのぞく意味で大晦日の夜の事を指します。この夜は年神を迎えるために徹夜をするのが本来の習わしで、早く寝ると白髪になる、しわが寄るという言い伝えもありました。

大晦日の年越し蕎麦と夜の食事の習わし

大晦日に食べる年越し蕎麦はもともと江戸時代に商家において毎月末の夜遅くに晦日蕎麦というものを食べていたのが広まったという説があります。

蕎麦を食べるのは細長い蕎麦のように寿命が延びるようにとの意味合いに加え、蕎麦によって五臓の穢れを取るという意味もこめられています。年越しの夜の食事が特別なものと考えられていた風習は各地にあり、新潟県佐渡では午後3時頃に膳を出し、家族そろって神棚のある部屋に移って食事をします。

この食事には尾頭付きの魚、数の子、干しイワシ、こんにゃく、豆腐汁、大根の煮付けに加えお酒が付きます。新潟県以外でも青森県や福岡県でも内容は少し違うもののこのような膳が出されます。こういった膳には魚が必ず用意され、新潟県では塩鮭を年取り魚や年魚と呼んでいます。

新しい大晦日の過ごし方とは

地域や家によって大晦日の過ごし方は様々ですが、定番とされているものとして年越し蕎麦を食べる、除夜の鐘を聴く、お雑煮やおせちなどお正月の用意をするなどが挙げられます。

この他テレビの年末番組を観ながらゆっくりと過ごすといった事も多くの人にとって現代においては年末の過ごし方としてすっかり定着しています。またそういった過ごし方に飽きてしまった人に向けてカウントダウンイベントとしてライブや花火大会、テーマパークのイベントなどが全国各地にて行われています。

この他にも年末やお正月はどこへも行く所がなくテレビも飽きてしまうという事から旅行に行くという人も多くいます。昔ながらの風習が受け継がれている場合もありますが、せっかくの年末年始なのだから特別な過ごし方をしたいという思いは世代を超えて存在し、その過ごし方は年々多様化しつつあります。

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