大晦日と師走の語源と古くからの習慣 - 大晦日 2017年12月31日 -

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大晦日の語源と習慣の違い

各月の最終日のことを晦日と言い、現在では大晦日だけがよく使われます。

大晦日とは、最終月の最後の日、つまり、1年の最終日を指しています。晦という字が、月が隠れる日という意味があり、その月の最後の日を表す字となります。1年の最後の日ですので、特別な日という意味を込めて大という字をつけたと考えられています。

旧暦では、晦日とは30日を指していました。月の動きを元に暦が作られていることで、年により月の大小が異なり、大晦日が12月29日になることもありました。

新暦では、うるう年があった時でも、毎年12月31日で固定されています。旧来は、年末年始は家に籠もって、歳神様をお迎えするのが習慣でしたが、明治時代以降は、初詣をして神社仏閣にお参りする習慣が一般的になっています。

師走の語源と本来の意味

師走は、1年の最終月の12月の旧称です。師が走るという字を当てているので、年末は法師がお経を上げに各々の家に走り回るからという由来があります。

本来は、年末もお盆や彼岸と同じくご先祖や仏を祀る月でしたので、檀家を回って読経していたと言われています。現在では、お盆の時期だけという地域がほとんどとなりましたが、一部地域では大晦日の前、29、30日にかけて僧侶がお経を上げに回るところもあります。

ただ、もともとの師走の語源は、しはつる月だったと言われ、法師が走り回るとは関係がないと考えられています。漢字に直すと為果つる月となり、何かをし終わるとか、成し遂げるという意味になりますので、1年が終わる月とか、年が改まり、1年の仕事をし終わる月などという意味の月という名称だったのではないかと言われています。

師走と大晦日の行事について

師走は1年の締めくくりの月ですので、新しい年を迎える準備の月となります。

大掃除が代表的なもので、1年の汚れや穢を祓い、清めるために行います。正月のお飾りなどは、大晦日に飾る一夜飾りは年神様を迎えるのに誠意に欠け、失礼に当たるので、できれば余裕を持って28日までに飾っておくのが良いとされています。

大晦日で最もよく知られている行事は、年越しそばと除夜の鐘でしょう。そばを食べるのは、金箔の職人が散らばった金箔を集めるのに、そば生地を使ったため、金運が良くなるとか、縁起が良いという意味で食べられるようになりました。

除夜の鐘は、大晦日の夜に108つ鳴らされる鐘のことです。仏教では人間の煩悩は108つあるとされ、鐘の音で打ち払い、清らかな心で新しい年を迎えるために鳴らします。

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