寒露 - 2017年10月8日頃 -

寒露の起源や語源、歴史、
また寒露に行われる行事など寒露に関することを解説。

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寒露(かんろ)とは

10月の初旬に訪れるのが「寒露」です。二十四節気の一つであり、秋分の日から数えて一五日目頃にあたります。寒露とは、霜になりそうな冷たい露の事を指します。暑さが厳しかった夏が終わり、季節が秋に切り替わる節目の時期とも言えますが、日本の北部では初氷が見られるようになります。字のごとく、寒々しい光景が目に浮かぶようです。地域によっては、秋の終わり、冬の到来を感じさせるような時期と言っても良いかもしれません。

10月は二十四節気の寒露と霜降があります。寒露は、菊や雁などの事を表しているとも言われており、冬鳥がシベリアから渡ってきたり、菊が咲き始める、コオロギなどの秋の虫と呼ばれる昆虫が鳴き始める頃でもあります。
大気が安定し、秋晴れが多くなるため、一年の中でも過ごしやすい時期ということが出来ます。10月13日ころには十三夜を見ることができ、この時には秋に収穫期を迎える豆や栗をお供えするという習慣もあるようです。

二十四節気はその名の通り、1年を24に分けた季節の節目を指す言葉でもあります。様々な名称がありますが、二十四節気が考案された中国のものが使われていることが多いようです。日本には西暦700年前後に伝わったともされており、現在のようにカレンダーというものがなかった時代にあっては農作業や漁業などの作業を行なう目安ともなっていました。日本では、江戸時代の頃から多くの人に利用されることが多くなったとも言われています。

現代は、カレンダーがあるということもあり、二十四節気が目安にされるということはそれほど多くはありませんが、今でも農作業の時には参考にされるということがあるようです。
寒露であるからと言って、特別な行事を行なうということはないようですが、旧暦の9月13日、新暦の10月13日前後に迎える十三夜には、栗や枝豆を供え、月見を楽しむこともあるでしょう。十三夜は、十五夜についで美しい月を見ることが出来ると言われています。

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