総人口の約1割の左利きの特徴と性格 - 左利きの日 2018年8月13日 -

日本の人口で、左利きが占める割合は約11%、世界の人口でもほぼ変わらず約10%。総人口の約1割の左利きの人は、個性的で天才肌、ちょっと変わった性格を特徴とする人が多いと言われています。

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直観力と独創的な性格

左利きの性格でよく言われる特徴には、直観的にもの事をとらえる、感情的になりやすい面がある。集団行動で周囲に合わせるよりも、1人で好きな時間を過ごすことを好む傾向があり、わがままと思われることもあるのです。

感覚的なので計画性に乏しいところもあり、金銭感覚が大雑把な性格、恋愛はフィーリングとタイミング。感受性が鋭いので人一倍怖がり、などの特徴があるといわれます。  

直感で判断するので、理屈で考えることは苦手な左利きですが、一度、理解してしまうと応用力に優れ、独創的なアイデアを発想し、エネルギッシュに行動します。すべてが左利きの性格に当てはまるとは言えませんが、キーワードは、「直観力」と「独創的」。そのため、「変わっている」性格と感じる右利きの人が多いようです。

右利きと左利きの特徴と性格の違い

左利きの性格の特徴が「変わっている」と言われるのは、世の中の大多数が右利きだからです。左利きの人から見れば、右利きのほうが「変わっている」性格、ということになるのです。そもそも右利きと左利きでは、脳の使い方が異なるのです。

人の脳は右脳と左脳のふたつに分かれ、脳漿とよばれる神経線維でつながっています。右脳は左半身を動かし、左脳は右半身を動かします。一般的に、右利きは左脳を使い、左利きは右脳を使うと言われます。

右利きの人が主に使う左脳は、言葉全般にかかわる言語処理をおこないます。言葉や、文法など、現実的、論理的にものごとを考え分析します。左利きの人が主に使うとされる右脳は、非言語処理をおこないます。直感や音楽、芸術、感性、全体を見渡し把握する、空間認知力などのクリエイティブな事柄を司るのです。

右利き、左利きの特徴と性格の違いは、脳の働きの違いによるものと考えられるのです。

左利きが発生する原因とは

左利きが発生するメカニズムには諸説あり、はっきりしていません。遺伝によるという説もありますが、一卵性の双子でも右利き、左利きに分かれることもあるのです。そして幼児の時期に左手を使うことが多かった子供が左利きになるという環境要因説、胎児の時期にアンドロゲンという男性ホルモンの影響によって、左脳の発達が遅れてしまったという説もあるのです。

男性に左利きが多いのは、この男性ホルモンの影響によるためともいわれています。

右利き、左利きは動物にもあります。犬や猫はおもちゃなどで遊ぶとき、まずどちらの手を使うかを何十回か記録して、多かった手が利き手です。犬や猫の利き手の割合は、右、左ほぼ半分です。類人猿のゴリラやチンパンジー、オランウータンにも利き手があり、ゴリラやチンパンジーは右利きが多く、オランウータンには、左利きが多い特徴があります。

人のなかには稀に、右手と左手を同時に動かして別々の働きができる、両手同時利きも存在します。左右の手で別々にピアノを弾いたり、異なる絵を描いたり、驚くような才能を発揮するのです。

左利きならではの悩みと特徴

ほとんどの公共サービスや道具は、右利きの人に合わせた仕様になっているため、左利きは日常生活で不便を感じることが多々あります。

エレベーターのボタンや、駅の自動改札機は右側に切符の投入口があり、ICカードのセンサーにタッチしづらいのです。自動販売機のコイン投入ボタンや、カメラのシヤッターも右利き用、ドアのノブを回すことも不便です。

ハサミやカッター、缶切りなどの日用品が使いにくい。食事中、隣に座った人と肘がぶつかってしまう。横書きで文章を書くと左から右に書くので、字がこすれて手が汚れてしまうなど、さまざまなストレスがあるのです。

しかし、右脳と左脳の機能をバランス良く使っている、左利きゆえのメリットも多く、IQが高い人が多くみられるのも特徴です。映像やイメージで記憶する能力が高いため、すばやく情報を記憶し処理することが得意なので、空間認識や図形を読み取る能力が高く、計算能力や数学に強い傾向が見られます。スポーツでは、サウスポーが有利。少数派なのでモテる、などがあります。

左利きも立派な個性のひとつ

左利きの人は、お金持ちになりやすいとも言われます。業種にもよりますが、左利きの特徴の直感力、想像力、独創的なアイデアと明晰な頭脳は優秀な社員として認められる可能性が高いからです。

確かに左利きには、偉大な芸術家や作曲家、時代に名を残した天才学者、巨大な富を築いた実業家など、優れた人材が多く存在するのです。人間の大多数を右利きが占めるのは、集団で狩りなどをするときに言葉でのコミュニケーションが重要となり、言語処理をおこない右半身を司る、左脳が急速に発達したためとも言われます。しかし、必ず一定の数の左利きも存在するのです。

論理的な多数派の右利き左脳派と、クリエイティブで創造性に富む左利き右脳派が少数存在することで、種としての多様性が広がり、左利きの独創的なアイデアから、生き抜くために役立つ武器などがつくり出されたのでは、といわれているのです。

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