幽霊の日 - 2017年7月26日 -

幽霊の日の起源や語源、歴史、
また幽霊の日に行われる行事など幽霊の日に関することを解説。

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幽霊の日とは

「幽霊の日」の語源は由来となっている四谷怪談と関連しています。
怪談をする機会が多くなる夏にとって、四谷怪談は古典に分類されるほどの名作です。実際に歌舞伎を始めとして落語や映画、テレビドラマ、アニメ、小説などさまざまなジャンルで時代を問わずに表現されています。
しかしどんなジャンルでも決まりがあります。
それは映画や演劇などで四谷怪談を行う場合、必ず四谷怪談にまつわるお岩稲荷に参拝に行くことです。そうしないと四谷怪談を演じる際に怪我人が出ると噂されているのです。そういった意味ではこの日ほど幽霊と深く関わっている日はありません。

「幽霊の日」の由来は文政8年、西暦にして1825年にさかのぼります。
この年の夏、江戸の中村座で「東海道四谷怪談」が初演されたのです。東海道四谷怪談とは通称「四谷怪談」と呼ばれており、日本を代表する怪談といえます。
浪人の民谷伊右衛門が不義密通をはたらき、欲に目がくらんで妻のお岩を毒殺しますが、死んだお岩は幽霊と成って井右衛門に復讐するという話です。
実はこの話にはモデルとなる事件があり、それをヒントに鶴屋南北が着想して作った怪談が一般に知られている四谷怪談です。

残念ながら、「幽霊の日」という記念日はマイナーすぎて大きく盛り上がることはありません。
由来となっている四谷怪談は話よりも出演者の方が話題になるため、記念日自体が着目くされる事はまずあまり見かけません。
しかし怪談や肝試しなど心霊に関わるイベントでは「幽霊の日」に合わせて開催されることが多く、最近ではネットを通じて少しずつ認識が広がっています。
なおイベントは寺社で百物語を披露する等本格的なものが数多いです。

先述したように最近の「幽霊の日」の特徴は怪談や肝試しなど心霊と関わるイベントが開催される日となっています。
四谷怪談としては平成25年7月に中村染五郎氏と尾上菊之助氏らによって歌舞伎座にて「東海道四谷怪談」が単独で上演され、様々なトリックをふんだんに使ったことが話題を呼びました。
またテレビでは心霊番組は様々な事情で衰退しているものの、今でも人気が高く、何より程良い恐怖は脳の快楽処理に密接に関係しているという研究報告もされていることもあって今再びホラーに注目が集まっています。

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