幽霊と妖怪とお化けは何が違うのか - 幽霊の日 2018年7月26日 -

お化けは怖いものとして、古くからさまざまな話があります。幽霊や妖怪などの言い伝えから、現代でもたくさんの怪談話が語られます。いずれも恐ろしいものですが、明確な違いがある存在です。

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幽霊と妖怪とお化けの違いを知る

幽霊や妖怪、お化けは人間が恐れる代表的なものです。子供のころは夜に一人でトイレに行くときには恐ろしくて勇気を振り絞った経験がある人も多いでしょう。また、夏になると怪談話やお祭りのお化け屋敷なども行われ、子供だけでなく大人でも背筋が凍る思いをすることもあります。また、どこの地域でもひとつは心霊スポットとして有名な場所があるでしょう。肝試しなどで訪れる人もたくさんいます。しかし、幽霊、妖怪、お化けなどさまざまな呼ばれ方をされますが、その違いを明確に知っている人は少ないのではないでしょうか。実はそれぞれタイプが違い、特徴があります。夏になると役立つ知識として覚えておいても損はありません。

妖怪とはどのようなものを指すのか

妖怪と聞いてイメージするのは、天狗や河童などなんとなく日本のイメージがあるでしょう。妖怪と呼ばれるものの多くは、悪さをするよりいたずらをしたりちょっと驚かせたりするようなものです。例えば、天狗は山を歩いている人に石を落としたり、風を吹かせたりなどをすると言われます。このような現象は、偶然起こる可能性があることです。しかし、昔の人はそのような現象も山の精が起こしたものと考え、目には見えない不思議な現象を妖怪の仕業としました。また、長く使ったものや大事にされなかったものが妖怪になってしまうなどの話もあり、ものを大切にするという教えも含まれています。科学的に解明された現在では、妖怪の仕業と思うことも少なくなりましたが、妖怪の仕業だと考えるのも面白いでしょう。

お化けとはどのようなものを指すのか

お化けはとても広い意味で使われています。幽霊や妖怪などをまとめてお化けということもあります。お化けとは人間にとって理解ができない恐ろしいものの総称です。また、通常とは違うという意味で使われることもあります。例えば、大きなかぼちゃは「お化けかぼちゃ」と呼ばれることもあります。何かが変化することを意味しており、自然現象や当時の文明では解明できないもの現象などに驚き、普段と違う様子から「お化け」という言葉が生まれたとされています。そのため、お化けというのは、人間の範疇を超えたものを指す言葉ということになります。また、ゾンビや狼男、ドラキュラなど日本以外での言い伝えに登場する恐ろしいものをまとめてお化けと呼ぶこともあります。

幽霊とはどんなものを指すのか

幽霊は死んだ人の魂が成仏せず現世にとどまったものを指します。恨みや妬み、この世への未練など負の感情が強く現世にしがみついているとされています。妖怪と比べ実際に存在する可能性を感じ、リアリティがあるため恐ろしく感じるでしょう。周りでも、幽霊を見たことがあるという人は多く、身近な恐怖の対象です。基本的には霊感がある人しか見ることができないとされており、万人がその存在を確認しているものではありません。一般的には夜遅い時間に出現すると言われていますが、もし死んだ人がこの世に留まっているとすれば、いつでも出現する可能性はあります。怪談話では、日中に幽霊が現れたという話もあります。また、この世に未練が残るような死に方をしているため、恐ろしい形相であることも多いとされます。

妖怪と幽霊は全く違う存在

妖怪はキャラクターとして描かれることも多く、恐ろしい存在というよりは親しみのあるものです。また、妖怪にはたくさんの種類がありそれぞれに特徴や行動パターンなどがあります。地域によって伝説として語り継がれているものもあり、その地域の名物になっているなど人に愛される存在です。一方幽霊は死んだ人の霊がこの世に留まっているものを指し、恐怖の対象となります。また、いたずらだけでなく負の情念から人の命を奪うなどの話もあることから、リアルな恐怖の存在です。妖怪と幽霊では発生する要因も違いますので、全く別なものです。しかし、通常人の力が及ばない怪奇なものという点は共通しており、総称してお化けとしてひとくくりにされます。

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