憲法記念日と文化の日の関係は施行日と公布日 - 憲法記念日 2018年5月3日 -

-AD-

5月3日は憲法の施行を祝う日

5月3日は憲法記念日です。1948年に「国民の祝日に関する法律」が制定され、この日が祝日になりました。法律には「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」という趣旨であると書かれています。現行の日本国憲法が施行された日です。

なぜこの日に憲法が施行されたのかについては諸説ありますが、5月5日は端午の節句で覚えやすいけれども、男の子のお祝いの日です。男女平等の新時代の憲法には相応しくなかったという話もあります。また5月1日はキリがいいけれども、この日はメーデーです。メーデーはヨーロッパの夏の訪れを祝う祝日ですが、労働者のための日として、労働運動の集会などが行われています。終戦直後の食糧難が厳しく正常も不安定だった時代で、メーデーには大規模なデモを行うことが多かったので、混乱を避けたという説もあります。

文化の日と憲法記念日の関係

憲法記念日の半年後、11月3日が文化の日です。憲法記念日と文化の日には関係があります。日本国憲法は1946年11月3日に公布され、半年後の1947年5月3日に施行されました。文化の日は憲法の公布を祝う日であり、憲法記念日は施行を祝う日なのです。

公布と施行はどう違うのでしょうか。公布は新しい憲法や法律が成立した時に、国民に対して知らせる日です。このような内容の法が成立と発表するのです。

それに対して施行は、公布された法の効力が発生する日です。この日から新しい法が有効になるという日です。通常は公布から施行まで一定の時間を置きます。新しい法に対応する準備時間がかかるからです。

つまり文化の日は憲法が成立したことを周知した日であり、憲法記念日は憲法がこの日から有効になった日です。憲法に関する祝日は年に2日あることになります。

憲法の公布日と明治節の関係

11月3日が憲法の公布日なのはなぜでしょうか。これも諸説ありますが、実は11月3日は明治時代から祭日でした。明治天皇の誕生日だからです。明治時代には天長節と呼び、盛大なお祝いを行っていました。

大正時代に入ってからは、明治節と名を変えましたが、やはり1年の中でも大切な祭日だったのです。戦後になったときに、戦前の人気があった明治節を何とか残したいと考えて、この日に新憲法の公布日をもってきたのだという説があります。

そしてその半年後の施行日が5月3日の憲法記念日となります。最近では5月3日に報道各社が憲法に関する世論調査を行ったり、憲法を考える催しが行われるなどしています。普段は意識することの少ない、日本国憲法について考える良い機会になっています。

この記事が気に入ったらいいね!しよう