成人の日 1月第2月曜日

成人の日の起源や語源、歴史、
また成人の日に行われる行事など成人の日に関することを解説。

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成人の日

成人の日は1948年7月20日に公布・施行された国民の祝日に関する法律によって制定された祝日です。法律の中では「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日」と定義されていて、制定されて以降、この日に成人式を行うというのが一般的になっています。

ハッピーマンデー制度導入以前は毎年1月15日が成人の日として指定されていましたが、これは1月15日がかつての小正月に該当する日で、元服の儀がこの日に行われていたというのが関係しています。

成人の日が一般的な祝日として認知されるようになったのは成人式によるところが極めて大きいと言えます。

この成人式は戦前まで存在した元服、結髪といった儀式がルーツになっているとされていますが、戦後の社会ではそういった儀式がほとんど行われないようになっていました。

しかしそれを良しとしなかった埼玉県北足立郡蕨町の青年団は1946年の11月22日に「青年祭」として新成人を祝うイベントを催し、これに影響を受けた日本政府が、小正月の文化と組み合わせて成人の日を制定したという由来があります。

現代のように確実に祝日として休みになり、新成人が成人の日、もしくはその前日に成人式に参加できるという状態になったのは2000年のハッピーマンデー導入以降でした。

2000年以前も成人式は催されていたのですが、1983年と84年には共通一次試験が行われており、1994年と1995年にはセンター試験が行われていたため、成人式の日程をずらして対応した地域が極めて多かったのです。

ですがハッピーマンデー制度が導入されて以降は間違いなく日曜日か祝日の月曜日に成人式が催されるようになりましたから、2000年以降より盛んになったとも言えるでしょう。

現在の成人の日が抱える問題点として存在しているのが「大人になったことを自覚する日」という意義が認識されていないことです。

横浜市で行われた市民意識調査では同窓会的な催し物を行う日という認識を持つ未成年者・20代が3割近くにものぼるというデータが出てきました。

加えて成人の日に催される成人式についても市長や政治家といった有権者の話を聞くだけで退屈だということで参加を見送る人が増えてきており、また一部地域ではモラルの低下による成人式自体の崩壊といった事態も引き起こされています。

残念なことではありますが「大人になったことを自覚する日」という認識は、より深めていく必要があるでしょう。

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