文化の日は博物館・美術館へのお出かけがおすすめ - 文化の日 2018年11月3日 -

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あまり知られていない「文化の日」の由来

11月3日は「文化の日」です。国民の祝日に関する法律によれば、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨として、1948年に制定されました。11月3日は現在の日本国憲法が公布された日であり、憲法が平和と文化を尊重していることから、この日が「文化の日」として祝日に制定されました。ちなみに憲法の施行日である5月3日は「憲法記念日」として祝日に制定されています。

祝日としての由来はあまり知られていないものの、文化を改めて見直す日として、皇居での文化勲章親授式、文化庁主催による芸術祭などのイベントが催されます。また、博物館や美術館などの文化施設では、この日の入場料を無料にしたり割引料金にしたりして、より多くの人が文化を知り、触れ合う機会を設けています。

今最も注目を集めている文化施設

文化施設の中で今年最も入館者が増えるだろうと予測されているのが、国立西洋美術館です。「ル・コルビュジエの建築作品」として、2016年7月にユネスコ世界文化遺産に登録されました。ル・コルビュジエが日本で設計した唯一の建築作品であることや、日本での近代建築運動に大きく貢献したことなどが評価されました。

国立西洋美術館は、第二次世界大戦後にフランス政府から寄贈返還された松方コレクションを保存・公開する施設として、1959年に設立されました。現在では中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画と、ロダンを中心とするフランス近代彫刻を常設展示しています。18世紀以前の画家の作品を見ることができる日本有数の美術館です。

国立西洋美術館では「文化の日」を常設展無料観覧日としています。世界文化遺産登録を受けて、例年以上の人数が訪れることでしょう。

自分に身近な文化を見直す機会に

「文化の日」は文化を見直す日として制定されましたが、文化との触れ合いと言えば異文化交流を思い浮かべがちです。実際、自治体によっては異文化交流を目的としたサークルなどを催しているところもあります。
一方、自分が属する地域や集団の文化を改めて学ぶ場は少ないように思います。博物館や美術館に行くことは、自分の国・都道府県・市町村の文化を学べる良い機会になります。皆さんがお住まいの地域にも、地元の歴史や文化を紹介する施設があることでしょう。

また、日常生活においても、郷土料理を作ったり和服を着たりなど、文化に親しむ機会は多くあります。地方に住んでいる親戚や友人に方言を教わったり、正月や盆など年中行事の慣習を調べてみるのも良いでしょう。
「文化の日」をきっかけにして、博物館や美術館に行ったり、身近な風習に目を向けたりして文化を学んでみてはいかがでしょうか。

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