イベントを通して文化芸術にふれる文化の日 - 文化の日 2017年11月3日 -

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もともとは日本国憲法が公布された日

毎年11月3日が「文化の日」というのは広く認識されていますが、どのような経緯で決められたかはあまり知られていません。

その由来は1946年11月3日に、日本国憲法が公布されたのがきっかけです。憲法は平和と文化を重視していることから、1948年に施行された「祝日法」で文化の日と定められました。この日は文化芸術に関連する、数多くのイベントが開催されます。

なお当初は、11月1日に憲法公布される予定でした。しかし半年後の5月1日に施行となるとメーデーに重なるため、3日へずらされた経緯があります。そして憲法記念日が5月3日と定められました。文化の日と憲法記念日が半年ずれているのは、そのような理由によるものです。二つの祝日には切っても切り離せない、興味深い関わりが存在していました。

皇室や省庁主催の行事が多く行われる日

11月3日は晴天率の高い、「晴れの特異日」としても有名です。

青空の穏やかな気候のもと、文化芸術のイベントに参加するのは意義深いもの。皇室や省庁が主催する公式行事も、文化の日に合わせて多く行われます。具体的には皇居での文化勲章親授式、海上自衛隊の艦船が旗で装飾される「満艦飾」、文化庁主催による芸術祭など。

また博物館では入館料が無料になったり、様々な催し物が行われます。日本武道館では「全日本剣道選手権大会」が開催され、テレビでも中継されます。国の文化に貢献した人が表彰され、武道も含めた伝統にふれる大切な日。祝日の中で歴史の長い文化の日は、公式行事の多さからも重視されていることがわかります。古来から人々が大切にしてきた心を理解する、絶好の機会です。

テーマパークや音楽のイベントも満載

さらに文化の日は全国各地のテーマパークで値引きが行われたり、コンサートが開催されるなど一般のイベントも満載です。

音楽分野では従来クラシック演奏会が多い傾向でしたが、最近ではアーティストの大規模なライブなど、型式にこだわらず多くの人が楽しんでいます。学校で文化祭や学園祭が、よく行われるのもこの日。地域の公民館などでは市民の描いた絵の展覧会が行われたり、様々な立場の人がそれぞれの方法で文化芸術にふれています。

文化的な行事があらゆる場所で実施され、晴天にも恵まれるとあれば人々が外出する意欲も高まるでしょう。楽しいイベントを通して見聞を広められる文化の日は、その役割を充分に果たしていると言えます。憲法制定という由来もかみしめながら、充実した一日を過ごしたいものです。

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