世界の時計の歴史とは - 時の記念日 6/10 -

6月10日は時の記念日です。私たちは日々時間に追われる生活を送っており、時計は必要不可欠となっています。人間が時間を計るようになったのはいつからなのか、世界の時計の歴史について考えてみることにします。

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時計はいつ頃からあるのか

現代の私たちは仕事をするにしても日常生活を送るにしても、時間ごとにスケジュールを立てて生活をしています。それには時計は必要なものであり、もし時計がなかったら大変なことになってしまいます。それは現代人だけでなく昔の人も同じです。では時計がいつからあったのかというと、はっきりとは分かってはいませんが、おそらく一万年以上もの前から時間を計る道具として日時計が存在していたようです。そして紀元前3400年ごろのエジプトでは星を見ることによって夜間でも時間をある程度把握していたようです。そののち水やローソク、油などいろいろな道具を使いながら時間を計る時計が使われるようになったということです。

世界で一番最初に使われた時計

大昔から人々はさまざまな方法を使って時間を計っていたのですが、あくまでも太陽や星などもともと存在するものを見ていただけにすぎず、道具を使って時間を見ることはしていませんでした。時計という道具が世界で一番はじめに作られたのは、紀元前1500年ごろのエジプトで大型の水時計が作られました。のちにアルキメデスによる天象時計や、からくり水時計などが作られるようになりました。1300年ごろになると重りのある機械時計が誕生し、1462年にはぜんまいを巻いて用いる小型の時計が作られるようになりました。1582年にはガリレオによって振り子の原理が発見され、さらにホイヘンスにより振り子の原理を応用した時計が開発されてから、時計の精度が向上しました。

日本での時計の歴史

世界の時計の歴史はかなり大昔からはじまっているのですが、それと比べてしまうと日本の時計の歴史は浅いようです。日本で時計が一番はじめに作られたのは、西暦671年で天智天皇の命令によって水時計が作られました。その水時計をみて、鐘や太鼓を鳴らして皆に時間をお知らせする漏刻という制度がとられていたようです。江戸時代になると時計師という職人が現れて、櫓時計や尺時計などが作られました。明治時代になると、世界からぜんまい式振り子時計がはじめて輸出されるようになり、その後日本でも多くの時計メーカーが生まれました。はじめはタンスのような大きな時計でしたが、技術が進むにつれ小型の時計が作られるようになり、1964年の東京オリンピックでは携帯できるクオーツ時計を使って競技の計測に使われるまでになりました。

日本の時刻制度の歴史

世界では紀元前から時間を計って人々は生活を送っていたのですが、日本ではそのころはまた時間を計るという概念は存在していませんでした。日本で一番最初に時間を計ることをされたのは、飛鳥時代で天智天皇が治めていた時代に天皇の命令によって水時計が作られ、その水時計を見て鐘や太鼓を鳴らすことによって時間を知らせる漏刻という制度がとられたことが日本の時刻制度の歴史のはじまりです。江戸時代までは、今の時刻制度とは異なり不定時法という制度がとられていたようです。夜明けから日暮れまでの時間を6等分するという方法で、季節によって時間の長さが変わるのですが、当時はその方法が便利だったようです。現在の定時法が採用されたのは明治時代に入ってからです。

世界の時計の歴史

現代人は多くの人が時間に追われる生活を送っていますが、時計の歴史についてあまり考えたことがないひとも多いようです。世界ではかなり昔から時間を計るということがされています。現在ほど過密なスケジュールではないものの、ゆったりとした生活を送りつつもある程度は時間を守って行動していたようです。日本でも世界よりは時刻制度の導入は遅れてはいるのものの、天智天皇の時代にはすでに時間を計るという作業がおこなわれているため、日本でも時間の歴史は古いと言えるでしょう。時計の歴史も最初は大型の時計塔のようなものでしたが、歴史が進むにつれて時計はどんどん進化を遂げて小型化していき、現在では世界中の人々が持つまでになりました。また世界の時計の歴史も調べてみると深くて面白いものです。

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