健康と美容にいい梅干しの効用について - 梅干しの日 2018年7月30日 -

梅干しはとても酸味の強い食品ですが、クエン酸が含まれて食欲を増進し胃腸を整え、消化を促したり、また疲労回復など健康や美容に効果があります。そんな梅干しの効果を学んでみませんか?

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梅干しはどうやってつくるの?

梅干しは6月頃に収穫した黄熟した梅を使います。梅酒で使う青梅だと熟していないので、梅干しは作れません。傷のない黄梅を洗って梅の重量の18~20%の塩で漬けます。7月の下旬から8月の上旬の土用の丑の日あたりのからりと晴れた日に塩で漬けた梅を3日ほど日に当てて干します。干す前に赤紫蘇を入れて漬けると赤梅干し、赤紫蘇を入れないと白梅干しとなります。塩漬けにした梅を日干しにしないと梅干しではなく梅漬けになります。他に調味梅干しとして減塩梅干しやハチミツ梅干しなどがあります。一度漬けた梅を調味液に漬けて塩分が少なくしたり、甘く味をつけたりしてますので、保存性は低いですが、風味が加わって美味しく食べられます。減塩だと高血圧など病気への影響は低いですし、漬け方によっては昆布やハチミツ、桂皮などの漬け材料の美容への効果も期待出来ます。また梅を漬けたときに出た梅の汁(梅酢)も取って置いて下さい。漬け物や調味料として利用が出来ます。

梅干しによる健康や美容への効果は?

梅干しは昔から健康によいとされていて、お弁当に入れられ日の丸弁当として食べられてきました。強い酸味と塩分で防腐性にとても優れているからです。その防腐性は江戸時代の梅干しが見つかってそれが腐らず食べることが出来たというニュースがあったほどです。その酸味と塩分は食中毒予防の効果や唾液や胃液の分泌を促し食欲増進の効果もあります。促された唾液に含まれるパロチンは若返りホルモンともいい、歯などの美容や健康を保つ効果も高いです。
そして梅に含まれるクエン酸は血液をサラサラにして血流を良くし、血管を柔らかくする効果もあります。血流が良くなると肌や髪などキレイにして、美容にも良い効果があります。塩分が気になりますが、適度に取るとそこまで健康には影響はありません。

梅干しに含まれる成分は?

梅干しに含まれる成分は基本的には塩分とクエン酸などの有機酸が主になっています。漬ける材料によっても成分は異なります。ハチミツなどで漬けたらハチミツ由来の成分が入りますし、塩分が少ない減塩梅干しなら塩分で健康を損なうことは気にしなくて大丈夫かもしれません。腎臓や高血圧など健康が気になる方は減塩の梅干しを選んだりしてもいいかもしれません。美容を考える方は塩分だけでなく昆布やハチミツで漬けて他の効果があるような梅干しを食べるのが良いでしょう。また梅干しに含まれる梅リグナンという物質は植物ポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。主な働きとしてはピロリ菌を抑えて胃ガンを予防したり、インフルエンザウイルスを抑制してインフルエンザを予防したり、抗炎症作用や抗酸化作用で肌を若く保ち美容的な効果もあります。

梅干しのクエン酸の健康や美容への効果は?

梅干しにある強い酸味はクエン酸です。梅干しのクエン酸の効果としては疲労回復があります。疲労とは細胞が酸化物質で損傷した状態です。細胞の損傷にはアデノシン3リン酸という物質で治しますが、アデノシン3リン酸の生成にクエン酸が必要になります。細胞への抗酸化作用により肌への美容効果も期待出来ます。そしてクエン酸は体力を使う仕事や運動する方にも効果があります。グリコーゲンローディングという方法で運動をする方は、身体に運動するときに使うエネルギーのグリコーゲンを貯めなければならないのですが、そのときにブドウ糖だけでなくクエン酸をいっしょに取ることによってグリコーゲンを貯めやすくなります。このようにクエン酸は身体に必要な物質で美容や健康の味方なのです。

梅干しが苦手な人はどう取ればいいの?

このように梅干しには健康や美容への効果があります。黄熟した梅を手に入れられるなら自分の手で作ることも出来ます。作り方の本もたくさん出ていて、それを参考に健康や美容に良さそうな自分だけの梅干しを作ることも面白いです。スーパーに売っている梅干しでもいろいろなものが売っています。酸っぱかったりしょっぱかったりして苦手な方にはハチミツなどで甘くして酸味をやわらげた梅干しもありますし、昆布やかつお節が入って塩味をやわらげた梅干しもあります。梅干しでなくても、梅酒や梅ジュースも美味しいですし、手軽に取ることが出来ます。健康を考える方なら是非とも梅干しや梅を食事に取り入れて健康的な生活を送りましょう。

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