梅干しと妊婦に必要な栄養について - 梅干しの日 2018年7月30日 -

梅干しはその味の良さで、古くからさまざまなメニューに使われてきましたが、最近ではその栄養面でも注目されています。そして、特に栄養の必要な妊婦にとっても、有益な食材と考えられています。

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梅干しの効果について

梅干しの殺菌作用については良く知られており、食材を腐らせないようにお弁当に入れたりする場合も多いはずですが、梅干しの栄養の効果はそれだけではありません。梅干しは明治時代から薬として伝染病にも使われていたと言われており、現在も漢方に利用されています。その大きな効果として挙げられるのは、がんの予防です。これには胃がんの原因であるピロリ菌を抑制する成分が含まれているので、梅干しを食べることで、栄養になるだけでなく、胃がんを防ぐ効果も期待できます。さらに梅干には血糖値が上がるのを防ぐ働きもあるので、糖尿病などの生活習慣病を予防するという効果も期待できます。また、梅干しの殺菌作用によって、口内の殺菌も可能になり、虫歯予防にもなるとされています。

梅干しに含まれている栄養素について

梅干しに含まれる栄養素の中にはクエン酸、グリタル酸など、健康に良い有機酸があり、これを摂ることで疲労回復や夏バテ防止にも効果があります。また、夏場の熱中症予防に対しても、梅干しを食べることで塩分と栄養の両方が摂れるので、プラスになるとされています。また、リグナンという栄養成分には抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐので、健康だけでなく、美肌などの美容効果も期待することができます。さらに、梅干しの栄養分としては脂肪燃焼効果のあるバニリンが含まれているので、これを摂ることで健康的なダイエットを行うことも可能です。なお、このバニリンに関しては、特に紀州産の梅干しに多いとされています。

妊婦にとって梅干しを食べることのメリット

妊婦が梅干しを食べることのメリットとしては、まず、うつわりや胃もたれを解消するということが挙げられます。梅干しに含まれる有機酸によって胃の状態が良くなり、内臓機能も活性化されると言われています。また、梅干しは虫歯予防にもなるので、妊娠中に歯の健康を守るという重要な働きをすることが期待されます。さらに梅干しを食べると筋肉がつくと言われているので、なかなか運動がしにくい妊婦にとって健康的な形で筋肉を増やし、適度な運動をしやすくするというのはメリットと言うことができるでしょう。さらに、妊婦の場合には、食欲がなくなることも多いので、そんなときに少し食べただけでたくさんの栄養素が摂れる梅干しは貴重な食品と考えられます。

妊婦が梅干しを食べるときの注意点

妊婦が梅干しを食べるときには、塩分を摂り過ぎないように注意する必要があります。どの世代にとっても塩分の摂り過ぎは問題がありますが、特に妊婦の場合には塩分の過剰摂取が胎児の健康にも悪影響を及ぼす危険性があるので、注意しなくてはなりません。そして1日の塩分摂取量としては8gまでと言われているのですが、普通の梅干しでは1粒に2gほどの塩分が含まれているので、いくら美味しくて食べやすいからと言って、食べたいだけ食べるのは避けた方が良いでしょう。この場合は減塩の梅干しを食べるか、梅干しを使ったサプリメントを購入して、その使用量をしっかりと守ることで適切な量の栄養素を摂ることを心掛けると良いでしょう。

妊婦にとって梅干しは良い食品

梅干しには、健康にも美容にも良い栄養素がたくさん含まれており、しかも味も美味しくて食べやすく、お菓子や料理やサプリメントなどさまざまな形で摂ることが可能です。そして、胎児の健康についても自分の健康についても、しっかりと考えなくてはならない妊婦にとって、とても役に立つ良い食品であると言うことができます。ただ、塩分の摂り過ぎだけは注意する必要があるので、その点についてだけはよく考えて、美味しい食事や飲みやすいサプリメントなどを上手に利用すると良いでしょう。そうすることで、梅干しは妊婦にとっても胎児にとっても、とても貴重な食品として多くのメリットを与えてくれることになるはずです。

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