紅茶の日 - 2018年11月1日 -

1791年11月1日、この日は日本人が初めて紅茶を飲んだことに由来して紅茶の日とされています。
紅茶と言えばイギリスですが、その歴史は中国から始まりました。紅茶の日の由来と歴史を知り、紅茶の知識を深めましょう。

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紅茶の日の由来と紅茶の歴史を知ろう

日本ではお茶と言えば緑茶です。ですが、世界で生産される茶葉の約8割は紅茶ということをご存知でしょうか。ヨーロッパやアメリカ等では飲み物といえば紅茶が主流で、中でもイギリスは紅茶の本場とされ、その消費量は日本の3倍以上にもなります。

さて、11月1日は紅茶の日です。なぜこの日が紅茶の日とされているのかその由来を皆さんはご存知でしょうか。これは日本人が初めて正式な茶会で本格的な紅茶を飲んだという日に由来しています。そしてこの時から日本における紅茶の歴史が始まりました。あなたが普段何気なく飲んでいる紅茶。コーヒーに並んで今では当たり前のように日本の飲料文化に定着していますが、その由来と紅茶の歴史を知れば今よりもっと紅茶が身近に感じられるかも知れません。

紅茶の日の由来について

では、紅茶の日とははたしてどのように生まれたのでしょう。紅茶の日が定められたのは今から30年以上も前の1983年のことです。1791年11月1日、ロシア漂流記で知られる大黒屋光太夫がイギリスで正式な茶会に招かれ、女帝エカテリーナ2世より紅茶を贈られました。これにより大黒屋光太夫は日本人として初めて本格的な紅茶を飲んだ最初の人とされ、この出来事に由来して、日本紅茶協会が11月1日を紅茶の日と制定しました。

小さな出来事のように思うかもしれませんが、これまで日本では日本茶が主流だったわけですから、日本人が初めて紅茶を飲んだ日として紅茶の歴史としては大変重要な記念日というわけです。毎年11月1日には日本紅茶協会は「紅茶の日記念ティーセミナー」という美味しい紅茶の入れ方や楽しみ方を教えるイベントを開催しています。

紅茶の歴史について学ぶ

では、そもそも紅茶はどこで生まれたのでしょう。紅茶と言えばイギリスと思っている人もいるかもしれませんが、元々紅茶というのは中国が原産です。諸説ありますが、紀元前2000年以上も前から紅茶は飲まれていたようですが、当時は今のように食事やティータイムに飲むようなものではなく、不老不死の薬として飲まれていたようです。

その後、紅茶はヨーロッパへ広まり、イギリスで紅茶文化として本格的に歴史をスタートさせます。紅茶と言えばイギリスというイメージがあるのも紅茶がイギリスで発展し一般的に飲まれるようになった歴史に由来しています。そして、日本での紅茶の歴史は明治時代に始まります。当時はハイカラな飲み物としてあまり定着しませんでしたが、1927年に国産の紅茶が販売されてから、徐々に一般家庭でも飲まれるようになりました。

日本で最初に飲まれた紅茶はアッサムティー

日本で初めて飲まれた紅茶はアッサム種に由来するのものと言われています。初めて飲んだ人は大黒屋光太夫として有名ですが、日本で「和紅茶」として紅茶の製造に携わったのは多田元吉という人です。彼はアッサム紅茶の製造法や機械設備等を調査するためにインドへ渡り、その技術を学んだ上紅茶の種を日本に持ち帰りました。

アッサムは今では本当に有名ですよね。この時に持ち帰った茶種を選別して育成、製造されたものが「和紅茶」です。しかし、値段が高いことや製造が難しかったことから和紅茶の製造はどんどん縮小し、1971年に輸入が自由化されてからは完全に輸入に切り替わります。現在でもほとんどの紅茶が輸入品です。

紅茶の日には紅茶を飲もう

紅茶の日の由来と紅茶にまつわる歴史についてお話しました。今となっては日本でも当たり前のように飲まれている紅茶ですが、その歴史をみてみると、中国での不老不死の薬から始まり、イギリスで大衆の飲み物として発展をとげ、日本に伝わるまで、紅茶の歴史はとても深いということが分かります。

茶葉にフルーツやハーブを加えたり、日本人の好みに合わせた「和紅茶」が作られる等、今ではたくさんの種類の紅茶が販売され、人々に親しまれています。大黒屋光太夫が日本人で初めて紅茶を飲んだことに由来する紅茶の日もなんだかとても重要な記念日のように感じますね。11月1日にはぜひあなたも美味しい紅茶を楽しみましょう。

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