花祭り(潅仏会,仏生会,浴仏会) - 2017年4月8日 -

花祭りの起源や語源、歴史、
また花祭りに行われる行事など花祭りに関することを解説。

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花祭り(潅仏会,仏生会,浴仏会)

花祭りとは、お釈迦様の誕生日(4月8日)のことです。
お釈迦様は約2500年前の西暦紀元前486~483年ごろにインドで生まれたといわれています。
お釈迦様とは仏教の教えをひらいた人で、生まれてすぐに7歩歩き、右手は天、左手は地を差し「天上天下唯我独尊」と宣言されたといわれています。
そのお釈迦様が生まれた4月8日に、まるで誕生をお祝いするかのように花がたくさん咲いていました。それにより、花祭りと呼ばれるようになりました。

花祭りは本来、潅仏会という仏教行事ですが、別名で仏生会や浴仏会と呼ばれることもあります。
潅仏会を花祭りと呼ぶようになったのは、明治以降の事です。
花祭りでは、花御堂の中にまつられたお釈迦様に柄杓で甘茶をかけて拝みます。
お釈迦様が誕生した時、天から9匹の竜が降りてきて、香湯の中で入浴させたという言い伝えがその由来です。
潅仏会に甘茶が使われるようになったのは江戸時代からです。その前は五香水や五食水といわれる香水が使われていました。

花祭りにはそのほかにも農耕の始まりを祝う意味合いや、母性を称える意味合いがあります。
祝い事として江戸時代には盛んになり、その日は寺子屋が休校になったり、役所が休みになったりもしました。国民の祝日のような扱いだったのです。
現在においては仏教系の幼稚園や保育園でお祝いの会を開くところはありますが、学校行事として行うところはほとんどありません。日本では江戸時代から明治時代にかけてが一番盛んだったといえます。

花祭りは寺院だけでなく、全国各地でお祭りや祝い事を開催する地域があります。
人工の減少や高齢化のなか、昔からある伝統行事が住民の手によって守られているのです。
また、最近では日本の伝統文化に興味を持つ外国の方も増えています。日本の伝統文化は世界的にも魅力的なものなのです。4月8日の花祭りには各地の寺院に大勢の外国の方が訪れます。
また、海外でも同じように祝い事を行う国も多くあります。台湾やベトナムではとても盛大に開催されています。

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