日本の花見の歴史と桜の開化時期  - 花見 3月~5月 -

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花見はいつから始まったのか

日本の花見の歴史は奈良時代にまでさかのぼり、貴族たちが始めた行事だと言われています。その時代はちょうど中国から来たばかりの「梅」の花を観賞していたそうですが、その後平安時代になってから桜の花が一般化しました。

このことは万葉集・古今和歌集にも見られ、万葉集では梅を詠んだ歌が多いのに対し古今和歌集では桜の花を詠んだ歌が多くなっている事でもわかります。

そして、今のように桜の花見が一般庶民に浸透したのは江戸時代で、それまでは貴族→武士階級までの行事であって桜の品種も多くはありませんでしたが江戸時代には桜の品種改良が頻繁に行われ、現在でも有名な上野公園もこの時代に桜が植えられたという事です。また吉宗の時代には桜を植えさせ庶民の行楽に花見を推奨したという話も残っています。

全国の桜の開化時期について

日本は縦に長い国なので季節によって気候や気温も違う為、そして植生も違うのでそれぞれ桜の開化時期が異なります。一般的に各地の標準木が基準となって標準木の開花日を結んだ線が桜前線と呼ばれています。

開花日というのは一本の木で5輪、6輪の花が咲いた状態を指し早い地域では花見の習慣が存在しない沖縄の1月で、その後徐々に北上し3月~4月にかけて開花する地域が最も多いようです。しかし、北海道に至っては道南・道央では4月~5月にかけての開花に合わせ花見が盛んに行われますが、道東・道北ではあまり一般的な習慣ではないため開花時期に関して興味がない方が多いという事です。

このように日本人の春の風物詩に地域性もありますが、時期ともなると情報サイトには沢山の新着情報が寄せられそれを頼りに花見へ出かける方で賑わいます。

全国の有名な花見の名所

日本には三大桜、三大桜の名所と呼ばれる名所や五大桜、そしてさくらの名所100選など有名な桜の場所が多数あります。

三大桜とは福島県の三春滝桜・山梨県の神代桜・岐阜県の薄墨桜の事を指し、三大桜の名所とは青森県の弘前公園・長野県の高遠城址公園・奈良県の吉野山を指します。

最近の傾向としては広範囲にわたって多数の桜がみられる三大桜の名所が一般的で、弘前公園の桜はソメイヨシノを中心にシダレザクラやヤエザクラなど約50種類2600本を見る事が出来、高遠城址公園では約1500本の桜とともに国の史跡であり日本100名城に指定されている城址公園を同時に堪能できると人気があります。

また、吉野山はというと8kmほども続く尾根一帯がピンク一色に色づきその期間も3週間と長く、その上本数は約3万本という事で一目見ようと全国各地から沢山の花見客でにぎわいます。

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