虫の日 - 2018年6月4日~7月4日 -

虫の日の起源や語源、歴史、
また虫の日に行われる行事など虫の日に関することを解説。

-AD-

虫の日とは

記念日もたくさんありますが、昆虫好きに嬉しい虫の日があります。なんとあの偉大なる漫画家である手塚治虫らが呼びかけて制定されました。昭和63年、1988年に設立された日本昆虫クラブが提唱しているので、それからもう既に20年近くは経っているので感慨深く思う方もいることでしょう。中々普段は虫に触れることもないのですが、こうした時期だけでも自分たちの身近な存在のひとつである昆虫たちに思いを馳せるいいきっかけになります。

虫の日はとても分かりやすい6月4日です。これはそのまま語呂合わせで6をム、4をシと読ませています。人間だけでなく虫たちにとっても住みやすい環境を作ることを願って提唱されている日ですから、クリーンな街づくりをしていけるようにしたいものです。また、カブトムシで有名な町である福島県の常葉町にある常葉町振興公社でも、同じくこの日を虫の日として提唱しているので、もっと注目されていく日となるのではないでしょうか。

以前に比べると、虫に対しての好き好きもはっきりとしているものの、それでも環境に対してもっと住みよくして行かねばならないといけません。田んぼなども減ってきているので、虫のためにも良い環境づくりをしようという試みも各地で増えています。たくさんの人の目に触れることで、もっと人も虫も共存していけるような環境や枠組みを整えていく事ができるように、虫の日を通じて考える機会にしていくというのもまた素敵な事でしょう。

虫の日に行われるイベントと言うのもまだまだ少ないのですが、カブトムシなどの多くの虫たちに子供たちが触れる機会を作るような内容のイベントも開催されたりしています。面白いところでは、害虫などの駆除を呼びかけたりするイベントもありますし、虫の供養をしたりセミナーを開催していろんな勉強会がなされています。参加することで、普段は自分たちでは考える事の少ない多くの虫たちについて、新たな発見が出来る一日になる事は間違いありません。

虫の日制定の理由と各地でのイベント

6月4日は語呂合わせしやすく、「蒸しパンの日」「虫歯の日」などさまざまな記念日となっています。蒸しパンをおいしくいただくのもいいですし、歯の健康について考えるのもいいですが、気候もよいですから昆虫採集に行くのもおすすめです。「6」と「4」の組み合わせは「む」「し」とも読めることから「虫の日」にもなっています。
各地でそれぞれの記念日に合わせたイベントも行なわれているでしょうから、参加してみるのもおすすめです。
記念日がない日はないというくらい、日本にはカレンダーに記されている以外にもさまざまな記念日が制定されています。単に豆知識として知っておくだけでもいいですが、どうせならそれに関するイベントに参加した方が楽しく過ごせるでしょう。

虫の日が制定された理由とは

虫といえば、自らを「おさむし」と呼ぶほど虫好きだった有名人として漫画家の手塚治虫氏がいます。鉄腕アトムなどの作者です。彼の呼びかけで1988年に設立された日本昆虫クラブが制定した記念日と言われています。また、福島県常葉町の常葉町振興公社が提唱したのも理由です。こちらもかぶとむし自然王国を宣言しており、虫と関係の深い町です。
「6」「4」の語呂合わせと、虫に関係する2つの機関が共にこの日を虫の日としようと決めたことを理由に全国に広まっていったのです。
ちなみに7月4日までの期間は「むしなし」という語呂合わせから日本ペストコントロール協会が、ねずみ・衛生害虫駆除推進月間としており、虫取りを楽しむだけでなく害虫対策も考えるきっかけともされています。

虫の日に日本各地で行なわれるイベントとは

人々の身近にいる虫だけに、虫の日に関係するイベントは各地で行なわれています。虫を愛する手塚氏や常葉町を理由に虫を楽しもうというイベントもありますが、どちらかというと7月4日までの害虫駆除推進月間を理由としたイベントの方が多いです。
害虫について詳しく知ってもらうためにも虫の標本や蜂・ありなどの巣を展示したり、害虫として有名なゴキブリを使ったレースを行なっているような地域もあります。
いずれも、害虫について正しい知識を楽しく学んでもらうためのものなので、親子で参加してみてはいかがでしょうか。
虫を食べる、昆虫食イベントなどもあります。いずれも虫嫌いの方には嫌なイベントかもしれませんが、貴重な体験ができることでしょう。

伝統行事の虫送りとは

稲作を始め、農業が中心の日本においては、虫は時には生活を脅かすような存在でした。そういった理由から、虫の日ができる前から虫に関する行事はありました。虫送りです。かつては日本各地で行なわれていた行事ですが、農業が廃れてきたのを理由にしだいに廃れてきており、虫の日以上にメジャーではなくなってきています。
稲に付く害虫を追い払う行事であり、虫追い・ウンカ送りなどの名も付いています。稲の生育に重要とされる時期に神社に集まり神事が行なわれ、稲に付いた虫を村の外に追い出そうとしたのです。サネモリ様と呼ばれる巨大な藁人形が登場する地域もあります。それは、平安時代末期に平軍の斉藤実盛が死の原因となった稲を祟って害虫として現れるという伝説を由来とします。

虫の日のイベントとその理由

かぶとむしやせみなど捕って遊ぶだけでなく、虫は稲や農作物を粗し、家を食い破る危険な存在でもあります。そういった理由から虫の日は、虫と親しもうというイベントと、害虫についての知識を手に入れようというイベント・更には害虫を追い出そうというイベントまでさまざまあります。
いろいろな立場でのイベントがあるので、全国各地で参加してみるとおもしろいでしょう。サネモリさまを用意して虫送りをしているような地域も、廃れてきたとはいえまだ全国に残っています。徳島などはサネモリ様は登場しないものの唱え文句の中に「サネモリ」という言葉が登場します。歴史を考えながら地域ごとの違いを確かめるのも楽しいものです。

この記事が気に入ったらいいね!しよう