鏡開き - 2018年1月11日 -

鏡開きの起源や語源、歴史、
また鏡開きに行われる行事など鏡開きに関することを解説。

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鏡開き

鏡開きは、松の内が過ぎたあとに供えていた鏡餅を開いて食べる日のことを指します。基本的には1月11日に行われますが、地域差があります。門松を飾って年神様を迎えている期間とされる、松の内を何日までとするかが地方によって違っているためで、1月7日や1月15日に行われる所もあります。元々は1月20日に行われていましたが、徳川家光が4月20日に亡くなったことから、20日に行うのは避けられるようになったと言われています。

鏡開きは、武家ではじまったという性質から、切腹をイメージさせるようなものを使うことは禁止されていました。そのため、鏡餅は木槌等で割りますが、割るという表現もあまり良くないということで、末広がりという意味を表す開くという字を使うようになったようです。鏡餅は年神様の依り代としての役目を果たします。年神様の魂が宿った鏡餅を食べることで、神様の力を分けてもらい1年を健康に過ごすという意味合いが鏡開きには込められています。

鏡開きの文化は、武家社会の発展とともに世の中に広がっていきました。お正月の行事であるため、現在でも多くの人の間で盛んに行われています。そもそも鏡餅が使われる由来は、昔の丸い銅でできた鏡と言われています。鏡は天照大神が人間に与えた神器の一つとして捉えられていて、それをお餅であらわしたことから鏡餅と呼ばれはじめました。歯が丈夫で健康に長生きするために、固い鏡餅を食べる歯固めという意味合いも持っています。

最近の鏡餅は、昔のようにきちんとした形式に従って飾るのではなく、簡易的なものが増えました。調理しやすいように個別に包装されているものもあり、とても便利です。また以前の鏡開きは、木槌を使って乾燥した餅を小さく分けていきます。大変な作業なので、現在では水にしばらく浸した後、レンジで柔らかくする家庭もあるようです。雑煮にして食べるのが定番ですが、かき餅や餅入りのグラタン等、食べ方のバリエーションも増えています。

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