雨水 2月19日頃

雨水の起源や語源、歴史、
また雨水に行われる行事など雨水に関することを解説。

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雨水

雨水とは、二十四節季の第二にあたり、正月中(旧暦1月内)とされています。二十四節季は1太陽年を24に等分した、約十五日ごとに授けられています。現在広まっている定気法では太陽黄経が330度のときで、2月19日のことから始まり、3月6日ごろの啓蟄の前日までの15日間、またはこの期間の第1日目をさします。立春と啓蟄の間にあたり、暦の便覧には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されています。

雨水は1年を24に分けて季節の節目を示すものです。元々は古代中国で提唱されていた、季節の目印として使われていたものです。原理としては太陽の動きをもとにしていて、空から降る物が雪から雨に変わり、雪が溶けていくころとされます。ですが実際は積雪のピークにあたり、それゆえにこの時節から寒さも峠を越えて空気も温んで来る季節でもあります。春一番が吹く地域もあり、昔から農作業などを始める準備の目安とされています。

2600年前の中国の黄河地方での気候に基づいて作られた暦のため、日本の気候とは少しズレが生じてしまいます。しかし毎年同じ時期に同じ節季が来ることや、節気の感覚が15日で半月ごとの季節の変化に対応できる為、農業の目安として便利なことで日本に導入されてきました。19世紀中頃から最新の天文学の知識を加え、暦と季節のズレを多少解消しました。それでも太陽の軌道が正円ではないために運行速度に遅速が生じるので、うるうどしを設けて調整しています。

雨水の日に雛人形を飾り付けると、良縁に恵まれるといわれています。雪解けと共に女性が川での家事ができるようになり、川は「みつはめのめの神」として信仰されてきました。この神さまは子供を授けたり、安産の神様ともいわれます。また三寒四温もこの時期に使われ風邪を引きやすい時期でもあり、栄養のある温かい食べ物を摂り体調を整えるべき季節でもあります。春キャベツは整腸作用のある健康食になり、ほかにからし菜・飛び魚・はまぐりなどが旬を向かえます。

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