CMソングの日 - 2018年9月7日 -

CMソング、と言えば毎日聴かないことはないものと言えます。しかし、由来や歴史というと意外と知らない方は多いようです。
最初のCMソングはどんなもので、その後どんな歴史をたどってきたのでしょうか。

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CMソングとはどんなものか

ただ、一言でCMソング、と言っても色々なものがあります。CMソングの定義にこれといった決まりはないので、CM内で楽曲が使われれば、それはすべてCMソングと言っても良いものだからです。特に最近では、CMソングとして大人気歌手の楽曲などを使ってタイアップのようにすることもかなり一般的になってきました。

しかし、もともとCMソングの歴史の中で多かったのは企業名や商品名などを楽曲に乗せて流し、視聴者の記憶に残してより強く訴えかけようとするものでした。やはり音楽とともに入ってくるフレーズは記憶にかなりのこりやすいので、これは今でもよく使われている手法と言えます。

逆に、曲の正式なタイトルは覚えていなくとも、あのCMの曲、といった形で楽曲を覚えていることも多いのではないでしょうか。それくらい、CMソングというものはCMとともにその長い歴史を歩んできたのです。

CMソングの日の由来

また、CMソング関連で言うと実はCMソングの日、というものもあります。このCMソングの日の由来は分かりやすく、1951年9月7日にラジオでCMソングを使ったCMが初めて流れたことが由来です。

ちなみに、この由来となったCMは現在のコニカのさくらフィルムという商品のCMだったそうですが、しかし、一方でCMで音楽が流れればそれはCMソングだと言って良いでしょう。この由来に関しても、本当にそれが最初のものかというと疑問は残っています。

例えば、その直前である9月3日にはペンギンの歌という曲が流れていますし、もっと遡ると1769年に歯磨き粉のために平賀源内が作詞作曲したものが最初とも言われています。ともあれ、9月7日がCMソングの日で、その由来が1951年に流れたラジオCMであるのは間違いはありません。

CMソングのその後の歴史

CMソングの日の由来としては1951年、そしてそれ以前にもCMソングがあり、その歴史がかなり長いことは分かっていただけたでしょう。そしてその後も、CMソングの歴史はずっと続いています。

まず、CMソングの日の由来ともなっている1951年は民間ラジオ放送が始まった年です。そして、続く1953年にはテレビ放送も始まっています。その後すぐにCMで楽曲を流した際の効果は認識され始め、1957年には有楽町そごうのCMソングとして「有楽町で逢いましょう」が大ヒットし、当時の流行語にもなりました。CMソングの歴史はここから始まっているのです。

そして時代は過ぎ、1970年代後半になってくると、同時に曲そのもののヒットも狙ったタイアップ曲が多くなってきます。特に化粧品メーカーのCMで流れた歌は、ヒットチャートの常連となることが多くなりました。タイアップでブームになることは今も多くありますが、その由来はこれほど前に遡ることができるのです。まさに、CMソングの歴史の長さを実感できる例だと言えるでしょう。

薬品CMの最後に流れる音はなんのためにあるのか

また、CMソングの日の由来、そして歴史以外にもCMソングには様々な雑学があります。例えば、薬品などのCMの最後には必ずピンポン、といった音が流れるのは覚えている方も多いでしょう。しかしこれがいったいなんのために流されているのかは意外としられていません。

実はこれは、そういった決まりがあるからなのです。薬関連のCMには必ず使用上の注意書きなどを移さなければならないことになっています。この際の細かな取り決めとして、注意書きを1秒以上表示すること、そして、視聴者に注意喚起できるように、何らかの音を鳴らすことというものがあるのです。

これは業界団体である日本OTC医薬品協会によって決められているので、所属する組織から販売される薬品のCMでは全て音が鳴らされるようになっています。ただ、音の種類は実は様々なものとなっています。注意して聴いてみると、その音の違いが分かるでしょう。

CMソングの歴史はこれからも続いていくでしょう

CMソングというと今では当たり前のものと言えますが、実はその歴史は結構長いのだという事が分かっていただけでしょう。やはりCMで音楽が流れないとちょっとさびしく感じる方は多くいらっしゃいます。それだけ、CMソングはCMやテレビ放送、ラジオ放送そのものに無くてはならないものと言えるのではないでしょうか。

また、最近ではインフラの一つともなっているインターネット上でも動画によるCMを目にすることが多くなってきました。そこでもやはりCMにはCMソングを使うことがほとんどとなっており、ワンフレーズだけのものからヒットチャートを賑わす楽曲まで様々な物が使われています。CMソングの歴史は、新たなメディアとも一緒にこれからも続いていくでしょう。

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